評価法・検査

MMT

徒手筋力テスト

国家試験での出題 70 問を、4 職種横断でまとめています。

70関連問題
4出題職種
32解説あり

解説

MMT(Manual Muscle Testing:徒手筋力テスト)は、検査者の徒手抵抗と重力を基準にして、筋力を0〜5の6段階で判定する検査です。国家試験では Daniels らの方法に基づく出題が中心で、「どの段階を、どの肢位で、どこを固定して、どの方向に抵抗をかけて測るか」が繰り返し問われます。

段階の判定基準

段階判定の目安
5(Normal)抗重力位で全可動域を動かせ、最大抵抗に抗して最終域を保持できる
4(Good)抗重力位で全可動域を動かせ、ある程度の抵抗には抗せるが最大抵抗では崩れる
3(Fair)抵抗なしなら重力に抗して全可動域を動かせる
2(Poor)重力の影響を除いた肢位(水平面の運動)なら全可動域を動かせる
1(Trace)筋収縮は触知・視認できるが、関節運動は起こらない
0(Zero)筋収縮がまったくみられない

試験で押さえるポイント

  • 検査の順序:まず段階3(抗重力位で全可動域)を試し、可能なら抵抗を加えて4・5を、不可能なら重力除去位で2以下を判定する。
  • 段階2と3の違いは肢位:段階2は重力を除いた水平面での運動、段階3以上は重力に抗する肢位で行う。図問題では、この肢位の選択が問われやすい。
  • 固定と代償:近位部をしっかり固定し、他の筋による代償運動(例:肩外転での体幹側屈、股屈曲での骨盤後傾)を防ぐ。
  • 抵抗の加え方:原則として運動方向と反対向きに、関節の遠位部へ加える。
  • 段階1の確認:関節運動が出ない場合は、筋腹や腱を触知して収縮の有無をみる。

出題の傾向

理学療法士・作業療法士では、測定肢位・固定部位・抵抗の方向を図で選ばせる問題が定番です。医師国家試験では、症例の神経所見として MMT の結果が示され、障害部位(神経根・末梢神経・筋)を推定させる形で登場します。

この解説は、AIによる下書きをもとに、運営者(作業療法士・国家資格保有)が確認したうえで掲載しています。誤りのご指摘は運営者情報の修正フローよりお寄せください。

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