評価法・検査
ROM
関節可動域測定
国家試験での出題 39 問を、3 職種横断でまとめています。
39関連問題
3出題職種
24解説あり
解説
ROM(Range of Motion:関節可動域)測定は、角度計を用いて関節の動く範囲を測定する検査です。国内では、日本整形外科学会・日本リハビリテーション医学会(2022年からは日本足の外科学会も参加)の「関節可動域表示ならびに測定法」が基準で、国家試験もこれに沿って出題されます。
測定の基本ルール
- 基本軸と移動軸:動かない側の基準線が基本軸、動く側が移動軸。図問題では、この2本の位置関係が最頻出。
- 原則は他動運動で測定する(自動運動で測った場合は、その旨を明記する)。
- 角度は5°刻みで記録し、基本肢位を0°とする。
- 多関節筋の影響を除くため、肢位の指定がある運動がある(例:足関節背屈は膝屈曲位で測る)。
頻出の参考可動域(主なもの)
| 部位 | 運動と参考可動域 |
|---|---|
| 肩関節 | 屈曲 180° / 伸展 50° / 外転 180° / 外旋 60° / 内旋 80° / 水平屈曲 135° / 水平伸展 30° |
| 肘関節 | 屈曲 145° / 伸展 5° |
| 前腕 | 回内 90° / 回外 90° |
| 手関節 | 屈曲(掌屈)90° / 伸展(背屈)70° / 橈屈 25° / 尺屈 55° |
| 股関節 | 屈曲 125° / 伸展 15° / 外転 45° / 内転 20° / 外旋 45° / 内旋 45° |
| 膝関節 | 屈曲 130° / 伸展 0° |
| 足関節 | 背屈 20° / 底屈 45° |
出題の傾向
理学療法士・作業療法士の午前・午後の冒頭に、図で「基本軸・移動軸の組合せが正しいもの」を選ばせる問題がほぼ毎回出題されます。2022年の改訂で足部の運動名称(外がえし・内がえし等)が整理されたため、新しい回ほど新基準で出題される点に注意が必要です。
この解説は、AIによる下書きをもとに、運営者(作業療法士・国家資格保有)が確認したうえで掲載しています。誤りのご指摘は運営者情報の修正フローよりお寄せください。
関連する過去問(職種別)
PT 理学療法士(27問)
- 65 歳の男性。脳出血による弛緩性右片麻痺で肩関節に 2 横指の亜脱臼がある。 関節可動域測定法(日本整形外科学会、日本リハビリテーション医… 解説あり
- 関節可動域測定法(日本整形外科学会、日本リハビリテーション医学会基準 1995 年)を図に示す。 正しいのはどれか。
- 関節可動域測定法(日本整形外科学会、日本リハビリテーション医学会基準 1995 年)に従って図のように背臥位で右股関節の可動域を測定する。 …
- 関節可動域測定(日本整形外科学会、日本リハビリテーション医学会基準 1995 年)に基づく関節角度測定の運動方向と参考可動域角度の組合せで正… 解説あり
- 関節可動域測定法(日本整形外科学会、日本リハビリテーション医学会基準 1995 年)に従って図のように肩関節の可動域を測定する。 正しいのは…
- 関節可動域測定法(日本整形外科学会、日本リハビリテーション医学会基準 1995 年)に基づく下肢の関節可動域の測定法の原則で正しいのはどれか… 解説あり
- 関節可動域測定法(日本整形外科学会、日本リハビリテーション医学会基準 1995 年)に従って図のように左股関節の可動域を測定する。 正しいの…
- 関節可動域測定法(日本整形外科学会、日本リハビリテーション医学会基準による)で測定する運動方向と移動軸の組合せで正しいのはどれか。 解説あり
- 関節可動域測定法(日本整形外科学会、日本リハビリテーション医学会基準による)で、足・足部の参考可動域角度が 30°である運動方向はどれか。 解説あり
- 18 歳の男子。野球肘の診断で理学療法を行うこととなった。 上肢の関節可動域測定法(日本整形外科学会、日本リハビリテーション医学会基準による… 解説あり
- 関節可動域測定法(日本整形外科学会、日本リハビリテーション医学会基準によるÆで正しいのはどれか。2つ選べ。
- 関節可動域測定法(日本整形外科学会、日本リハビリテーション医学会基準によるÆにおける参考可動域角度が最も大きいのはどれか。 解説あり
- 関節可動域測定法b日本整形外科学会、日本リハビリテーション医学会基準によるsで正しいのはどれか。
- 関節可動域測定法b日本整形外科学会、日本リハビリテーション医学会基準によるsにおける運動方向と代償運動の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。 解説あり
- 関節可動域測定法=日本整形外科学会、日本リハビリテーション医学会基準による@の運動方向と移動軸の組合せで正しいのはどれか。 解説あり
- 関節可動域測定法a日本整形外科学会、日本リハビリテーション医学会基準によるdの基本軸と移動軸で正しいのはどれか。2つ選べ。
- 関節可動域測定法a日本整形外科学会、日本リハビリテーション医学会基準によるdで矢状面上の角度を測定するのはどれか。2つ選べ。 解説あり
- 関節可動域測定法(日本整形外科学会、日本リハビリテーション医学会基準による)における胸腰部回旋の基本軸で正しいのはどれか。 解説あり
- 関節可動域測定法c日本整形外科学会、日本リハビリテーション医学会基準によるfの基本軸と移動軸で正しいのはどれか。2つ選べ。
- 32 歳の男性。筋強直性ジストロフィー。手指を強く握ると筋強直のために開くのに時間がかかる。側頭部と頰部の筋萎縮と閉口障害を認める。筋力は … 解説あり
- 膝関節伸展位で足背屈の関節可動域測定をしたところ、可動域制限が認められた。次に、膝関節屈曲位で測定したところ可動域制限は認められなかった。 … 解説あり
- 関節可動域測定法D日本整形外科学会、日本リハビリテーション医学会基準によるHにおける右下肢関節の測定肢位で正しいのはどれか。
- 関節可動域測定法D日本整形外科学会、日本リハビリテーション医学会基準によるHにおける股関節の参考可動域角度で正しいのはどれか。 解説あり
- 関節可動域測定法8日本整形外科学会、日本リハビリテーション医学会基準によるPで、正しいのはどれか。
- 関節可動域測定法(日本整形外科学会、日本リハビリテーション医学会基準による)で正しいのはどれか。2つ選べ。
- 関節可動域測定法(日本整形外科学会、日本リハビリテーション医学会基準による)で謝っているのはどれか。
- 関節可動域測定法(日本整形外科学会、日本リハビリテーション医学会基準による"で足部の内がえしを測定する。 基本軸と移動軸の組合せで正しいのは… 解説あり
OT 作業療法士(11問)
- 関節可動域測定法(日本整形外科学会、日本リハビリテーション医学会基準 1995 年)を図に示す。 基本軸と移動軸で正しいのはどれか。 2 つ… 解説あり
- 関節可動域測定法(日本整形外科学会、日本リハビリテーション医学会基準 1995 年)で正しいのはどれか。 2 つ選べ。 解説あり
- 関節可動域測定法(日本整形外科学会、日本リハビリテーション医学会基準による)で正しいのはどれか。 2 つ選べ。 解説あり
- 関節可動域測定法(日本整形外科学会、日本リハビリテーション医学会基準による)で正しいのはどれか。2つ選べ。 解説あり
- 関節可動域測定法=日本整形外科学会、日本リハビリテーション医学会基準による@の運動方向と移動軸の組合せで正しいのはどれか。 解説あり
- 関節可動域測定法(日本整形外科学会、日本リハビリテーション医学会基準による"で正しいのはどれか。2つ選べ。
- 関節可動域測定法(日本整形外科学会、日本リハビリテーション医学会基準による)における胸腰部回旋の基本軸で正しいのはどれか。 解説あり
- 関節可動域測定法(日本整形外科学会、日本リハビリテーション医学会基準による"で正しいのはどれか。2つ選べ。
- 54 歳の女性。左母指ばね指の術後、経過は良好であったが、術後4か月ころから些細な動作で母指にビリビリするような疼痛が出現した。術後6か月目… 解説あり
- 関節可動域測定の運動方向と参考可動域角度(日本整形外科学会、日本リハビリテーション医学会基準による)の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。 解説あり
- 関節可動域測定法(日本整形外科学会、日本リハビリテーション医学会基準による"で正しいのはどれか。2つ選べ。