評価法・検査

Brunnstrom stage

ブルンストローム・ステージ

国家試験での出題 34 問を、2 職種横断でまとめています。

34関連問題
2出題職種
30解説あり

解説

Brunnstrom stage(ブルンストローム・ステージ)は、脳卒中片麻痺の運動機能の回復段階を、上肢・手指・下肢それぞれについてⅠ〜Ⅵの6段階で評価する方法です。回復が「弛緩 → 共同運動 → 分離運動」の順に進むという考え方に基づいています。

各ステージの概要

ステージ状態
Ⅰ弛緩性麻痺。随意運動はみられない
Ⅱ共同運動の要素・連合反応がわずかに出現。痙縮が出始める
Ⅲ共同運動として随意的に動かせる。痙縮が最も強い時期
Ⅳ共同運動から一部分離した運動が可能になる
Ⅴ分離運動がさらに可能になる
Ⅵ分離運動が自由にでき、協調性もほぼ正常。痙縮はほぼ消失

判定に使う代表的な課題(上肢)

  • Ⅳ:手を腰の後ろに回す/肘伸展位で肩を90°前方挙上/肘90°屈曲位で前腕を回内・回外
  • Ⅴ:肘伸展位で肩を90°側方挙上/肘伸展位で上肢を頭上まで前方挙上/肘伸展位で前腕を回内・回外

手指・下肢のポイント

  • 手指:Ⅲ=集団屈曲(握り)は可能だが伸展できない、Ⅳ=横つまみ・わずかな伸展、Ⅴ=対向つまみ・集団伸展・球や円柱の握り、Ⅵ=個別の指の運動が可能。
  • 下肢:Ⅳ=座位で膝を90°以上屈曲して足を後方へ引く・踵をつけたまま足関節背屈、Ⅴ=立位で股伸展位のまま膝屈曲・膝伸展位のまま足関節背屈、Ⅵ=立位での股外転、座位での下腿の内外旋。

共同運動パターン(上肢)

  • 屈筋共同運動:肩甲帯の挙上・後退、肩の屈曲・外転・外旋、肘屈曲、前腕回外
  • 伸筋共同運動:肩の内転・内旋、肘伸展、前腕回内

出題の傾向

作業療法士・理学療法士の両方で、症例文に「Brunnstrom 法ステージ上肢Ⅲ、手指Ⅱ、下肢Ⅳ」のように示され、その段階で可能な動作・適切な訓練や装具を選ばせる形式が多くみられます。

この解説は、AIによる下書きをもとに、運営者(作業療法士・国家資格保有)が確認したうえで掲載しています。誤りのご指摘は運営者情報の修正フローよりお寄せください。

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