OT 午前 D-6-4. 装具・福祉用具・自助具

第60回午前 OT 問8

次の文により、 7 、 8 の問いに答えよ。 72 歳の男性。脳血管障害による左片麻痺。Brunnstrom 法ステージ上肢Ⅲ、手指 Ⅲ、下肢Ⅴ。回復期リハビリテーション病棟へ転棟した。病室ではベッドから起き上がり、端座位は可能である。車椅子からベッドへの移乗動作は自力でできるが、ベッドから車椅子への移乗動作は触れる程度の最小介助が必要である。 この患者の病棟でのベッドから車椅子への移乗動作自立に向けた指導で適切なのはどれか。
1
浅く腰掛けさせる。
✓ 正解
2
麻痺側下肢を軸に回転する。
3
車椅子はベッドに平行に設置する。
4
足部を膝より前方へ出して立ち上がる。
5
ベッドの高さを車椅子より低くしておく。
ANSWER   正解は 1 全国正答率 —

解説

  • 2.「麻痺側下肢を軸に回転する」麻痺側下肢を軸にすると支持性が不安定となり転倒リスクが高まるため、非麻痺側下肢を軸にする。
  • 3.「車椅子はベッドに平行に設置する」平行設置では足部やフットレストが邪魔になりやすく、通常はベッドに対して斜めに設置して移乗しやすくする。
  • 4.「足部を膝より前方へ出して立ち上がる」立ち上がりでは足部を後方へ引き、膝を足部より前方へ移動させることで重心を前方へ移しやすくする。
  • 5.「ベッドの高さを車椅子より低くしておく」移乗元が低いと立ち上がりにくくなるため、ベッドは車椅子と同程度またはやや高めに調整する。
📊学習履歴を見る

出典

厚生労働省 公開ページ