第107回実践② 薬剤師 問279
72 歳男性。経口血糖降下薬を用いた治療を受けていたが、健康診断にて腎 機能は正常であるが肝機能の異常を指摘され、精査目的で入院となった。病棟担当 薬剤師が入院時持参薬の鑑別結果をもとに初回面談の際に指導を行う予定である。 (持参薬) グリメピリド錠 1 mg 1 回 1 錠( 1 日 1 錠) 1 日 1 回 朝食後 30 日分 ビルダグリプチン錠 50 mg 1 回 1 錠( 1 日 2 錠) メトホルミン塩酸塩錠 250 mg 1 回 2 錠( 1 日 4 錠) 1 日 2 回 朝夕食後 30 日分 イオパミドール注射液には以下の 3 種類のバイアル製剤がある。これら注射剤の 粘度に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 ただし、37 ℃における水の粘度 0.70 mPa・s とする。 製剤 A B C 区分 注射液(水溶液) 日局イオパミドール含有量(mg/mL) 306.2 612.4 755.2 粘度(mPa・s、37 ℃) 1.5 4.4 9.1 密度(kg/m3、37 ℃) 1,171 1,328 1,405
1
製剤Aの動粘度は、製剤Bの動粘度より小さい。
✓ 正解
2
製剤Bの相対粘度は、製剤Cの相対粘度より小さい。
✓ 正解
3
製剤Cの比粘度は、製剤Bの比粘度より小さい。
4
いずれの製剤も、イオン性造影剤に比べて高粘度のため、組織障害性が低減さ れている。
5
製剤Cの還元粘度は、製剤Bの還元粘度より小さい。
選択肢をクリックして選んでください。
解説
- 3.✕「製剤Cの比粘度は、製剤Bの比粘度より小さい」粘度が高い製剤Cの比粘度は製剤Bより大きい。
- 4.✕「いずれの製剤もイオン性造影剤に比べ高粘度のため、組織障害性が低減されている」非イオン性造影剤の組織障害性の低さは低浸透圧によるもので、高粘度が理由ではない。
- 5.✕「製剤Cの還元粘度は、製剤Bの還元粘度より小さい」粘度・濃度がともに高い製剤Cの還元粘度は製剤Bより大きい。(※製剤Aの動粘度は製剤Bより小さく、製剤Bの相対粘度は製剤Cより小さい)
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