第107回実践② 薬剤師 問278
72 歳男性。経口血糖降下薬を用いた治療を受けていたが、健康診断にて腎 機能は正常であるが肝機能の異常を指摘され、精査目的で入院となった。病棟担当 薬剤師が入院時持参薬の鑑別結果をもとに初回面談の際に指導を行う予定である。 (持参薬) グリメピリド錠 1 mg 1 回 1 錠( 1 日 1 錠) 1 日 1 回 朝食後 30 日分 ビルダグリプチン錠 50 mg 1 回 1 錠( 1 日 2 錠) メトホルミン塩酸塩錠 250 mg 1 回 2 錠( 1 日 4 錠) 1 日 2 回 朝夕食後 30 日分 主治医からの情報で、本患者には肝腫瘍の疑いがあるため、明後日朝にイオパミ ドール注射液を用いた画像検査が予約されていることが判明した。病棟担当薬剤師 が患者に対して行う説明の内容として、適切なのはどれか。2つ選べ。
1
本画像検査に際しメトホルミンの服用は検査前日から休止する。
✓ 正解
2
グリセリン浣腸を本画像検査前夜に行う。
3
本剤の主成分は X 線吸収能が高いため、腫瘍を明瞭に描出できる。
✓ 正解
4
造影剤を使用しても腎機能については特に注意する必要はない。
5
十分な水分補給は画像検査後の強い痒みが出る場合に行う。
選択肢をクリックして選んでください。
解説
- 2.✕「グリセリン浣腸を本画像検査前夜に行う」肝腫瘍の造影検査で浣腸は不要である。
- 4.✕「造影剤を使用しても腎機能について特に注意する必要はない」ヨード造影剤は造影剤腎症に注意が必要である。
- 5.✕「十分な水分補給は検査後の強い痒みが出る場合に行う」水分補給は造影剤の排泄促進のため検査前後に行う。(※メトホルミンは検査前日から休止し〈乳酸アシドーシス予防〉、主成分は X 線吸収能が高く腫瘍を明瞭に描出できる)
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