PH 実践② D-2-4. 服薬支援・アドヒアランス 2つ選べ

第109回実践② 薬剤師 問260

58 歳男性。身長 165 cm、体重 85 kg。 2 年前より 2 型糖尿病と診断され、 以下の内服治療を行ってきた。 (処方 1 ) シタグリプチンリン酸塩錠 100 mg 1 回 1 錠( 1 日 1 錠) 1 日 1 回 朝食後 28 日分 (処方 2 ) ダパグリフロジンプロピレングリコール水和物錠 10 mg 1 回 1 錠( 1 日 1 錠) 1 日 1 回 朝食後 28 日分 (処方 3 ) メトホルミン塩酸塩錠 500 mg 1 回 1 錠( 1 日 3 錠) 1 日 3 回 朝昼夕食後 28 日分 今回患者がかかりつけ薬局に処方箋を持参した際、薬局薬剤師は、処方 1 ~処方 3 が処方 2 ~処方 4 に変更されていることを確認した。 (処方 4 ) セマグルチド(遺伝子組換え)皮下注 2 mg 1 キット 週に 1 回 0.25 mg 皮下注射 薬局薬剤師が患者に確認したところ、患者からは「医師から血糖コントロールが 不十分と言われた。低血糖の症状はない。ただどうしても食事の量を減らすことが できない。体重がまた少し増えた。」との情報が得られた。 薬局薬剤師から患者への服薬指導として、適切なのはどれか。2つ選べ。
1
処方 4 のお薬は処方 1 のお薬を週 1 回にした注射薬です。
2
処方 1 のお薬から処方 4 のお薬に変更しても、低血糖には十分に注意してくだ さい。
✓ 正解
3
処方 4 のお薬は処方 2 のお薬と同じように、利尿作用があるので脱水に注意し てください。
4
処方 4 のお薬は注射の前後で血糖自己測定を忘れずに行ってください。
5
処方 4 のお薬は週 1 回同じ曜日に注射してください。
✓ 正解
ANSWER   正解は 2・5 全国正答率 —

解説

  • 1.「処方4のお薬は処方1のお薬を週1回にした注射薬です」別の薬剤への変更であり、単純な週1回化ではない。
  • 3.「処方4は処方2と同様に利尿作用があるので脱水に注意」セマグルチド(GLP-1作動薬)に利尿作用はない(利尿はSGLT2阻害薬)。
  • 4.「処方4は注射の前後で血糖自己測定を忘れずに行う」GLP-1作動薬で毎回の前後血糖測定は必須ではない。

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出典

厚生労働省 公開ページ