PH 実践① A-3-1. 代謝(糖・脂質・蛋白) 2つ選べ

第108回実践① 薬剤師 問233

22 歳女性。身長 160 cm、体重 63 kg。女性は肥満と体脂肪率が高いことを 気にしており、糖質制限ダイエットによる摂取エネルギー制限が肥満予防に有用で あると考えていた。インターネットや書籍の情報を基に糖質制限ダイエットを始め たが、過度の糖質制限は体に良くないと友人から聞き、不安になって近所の薬局を 訪れて薬剤師に相談した。 この女性の相談をきっかけに、薬局が開催する地域住民向け健康セミナーで糖質 制限のことを取り上げることになり、薬局内で勉強会を行った。糖質制限が糖質、 タンパク質及び脂質の代謝に及ぼす影響に関する記述のうち、正しいのはどれか。 2つ選べ。
1
糖質制限を行うと、膵臓からインスリン分泌が亢進する。
2
糖質の摂取不足により血中グルコース濃度の低下が起こると、アミノ酸、乳 酸、グリセロールのいずれからもグルコースが作られる。
✓ 正解
3
糖質制限が続くと、肝臓で遊離脂肪酸の b 酸化が亢進し、大量に生成したアセ チル CoA からケトン体が産生される。
✓ 正解
4
肝臓のグリコーゲンは、糖質制限状態ではエネルギー源としては利用されない。
5
脳や神経系の細胞は、グルコースを細胞内に貯蔵しているため、糖質制限の影 響を受けにくい。
ANSWER   正解は 2・3 全国正答率 —

解説

  • 1.「糖質制限を行うと、膵臓からインスリン分泌が亢進する」糖質摂取が減るとインスリン分泌はむしろ低下する。
  • 4.「肝臓のグリコーゲンは、糖質制限状態ではエネルギー源として利用されない」糖質制限時は肝グリコーゲンが分解されてグルコース供給に利用される。
  • 5.「脳や神経系の細胞は、グルコースを細胞内に貯蔵しているため糖質制限の影響を受けにくい」脳はグルコースをほとんど貯蔵できず影響を受けやすい(飢餓時はケトン体を利用する)。

この解説は、AIによる下書きをもとに、運営者(作業療法士・国家資格保有)が公式正答・一次情報と照合したうえで掲載しています。誤りのご指摘は運営者情報の修正フローよりお寄せください。

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出典

厚生労働省 公開ページ