第106回実践③ 薬剤師 問286
67 歳男性。身長 167 cm、体重 73 kg。近医で心臓弁膜症を指摘され、病院 で心エコーの検査予定であった。真夏の午前中に庭の草むしりをしていたところ、 突然めまいと嘔吐が出現し、その場に倒れた。一緒に作業をしていた妻が救急車を 要請し、救命救急センターに搬送された。問診・検査の結果、脳梗塞と診断され た。倒れてからの時間経過は以下のとおりである。 8:50 草むしり中に転倒 10:00 救命救急センターに到着 10:25 緊急 MRI の実施 10:50 脳梗塞と診断 この患者の脳梗塞急性期に対する治療薬として、最も適切なのはどれか。1つ選 べ。
1
アルガトロバン水和物
2
アルテプラーゼ
✓ 正解
3
オザグレルナトリウム
4
ダルテパリンナトリウム
5
ヘパリンナトリウム
選択肢をクリックして選んでください。
解説
- 1.✕「アルガトロバン水和物」抗トロンビン薬で、超急性期血栓溶解の第一選択ではない。
- 3.✕「オザグレルナトリウム」抗血小板薬で、血栓溶解療法ではない。
- 4.✕「ダルテパリンナトリウム」低分子ヘパリンで、この場面の第一選択ではない。
- 5.✕「ヘパリンナトリウム」抗凝固薬で、血栓溶解療法ではない。(※発症 4.5 時間以内の脳梗塞急性期には、血栓溶解薬アルテプラーゼ〈t-PA〉が最も適切)
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