第111回実践③ 薬剤師 問319
8 歳男児。アトピー性皮膚炎に対しステロイド軟膏を使用していたが、顔 面の皮疹の改善が見られないため、今回より以下の処方に変更となり、患児は母親 とともに処方箋を持って薬局を訪れた。服薬指導時に薬剤を見た母親から「薬の名 前の横に劇と書いてあるけれど、大丈夫なのでしょうか。 1 日 1 回に減らして塗っ てもよいですか。」との質問があった。 (処方) タクロリムス水和物軟膏 0.03% 5 g 1 回適量 1 日 2 回 朝夕 顔面に塗布 変更後の薬剤の薬局における取扱いに関し、法令に照らし正しいのはどれか。 2つ選べ。
1
かぎを施していない調剤棚に貯蔵することができる。
✓ 正解
2
本薬剤は、他の劇薬以外の物と区別して貯蔵しなければならない。
✓ 正解
3
盗難にあったときは、都道府県知事に届け出なければならない。
4
患者に交付するときの薬袋に、白地に赤枠赤字で「劇」の文字を記載しなけれ ばならない。
5
廃棄するときは、あらかじめ、都道府県知事に届け出なければならない。
選択肢をクリックして選んでください。
解説
- 3.✕「盗難にあったときは都道府県知事に届け出なければならない」劇薬の盗難に知事への届出義務はない(麻薬等とは異なる)。
- 4.✕「薬袋に白地に赤枠赤字で『劇』の文字を記載する」劇薬の表示(白地に赤枠赤字)は直接の容器・被包に対する規定で、患者交付の薬袋への記載義務ではない。
- 5.✕「廃棄するときはあらかじめ都道府県知事に届け出る」劇薬の廃棄に知事への届出は不要。
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