第109回実践② 薬剤師 問258
25 歳女性。身長 153 cm、体重 40 kg。19 歳のときにクローン病と診断さ れ、メサラジンとアザチオプリンによる併用療法を実施していたが、効果不十分の ため 1 年前よりアダリムマブ(遺伝子組換え)皮下注が追加となった。 2 週間前より、発熱、腹痛及び下痢があり検査目的で入院となった。内視鏡検査 の結果、症状が悪化していることが分かり、アダリムマブが以下の処方 1 に変更さ れるとともに、処方 2 が追加された。 (処方 1 ) ウステキヌマブ(遺伝子組換え)130 mg 1 日 1 回 2 バイアル 生理食塩液 250 mL 点滴静注 1 回分 (処方 2 ) エレンタール配合内用剤※80 g 1 回 1 袋( 1 日 3 袋)朝昼夕 7 日分 ※成分栄養剤 この患者に対する服薬指導の内容として、適切なのはどれか。2つ選べ。
1
メサラジンと処方 1 の薬剤との相互作用による重篤な副作用がないこと。
✓ 正解
2
処方 1 の薬剤への変更後は、妊娠を気にしなくてよいこと。
3
処方 1 の薬剤はアダリムマブとは異なり、感染症のリスクがないこと。
4
処方 2 の薬剤は腸への負担が少ないこと。
✓ 正解
5
処方 2 の薬剤を水や微温湯に溶解後、時間をかけずにすばやく飲み干すこと。
選択肢をクリックして選んでください。
解説
- 2.✕「処方1への変更後は妊娠を気にしなくてよい」妊娠への配慮は引き続き必要。
- 3.✕「処方1はアダリムマブと異なり感染症のリスクがない」生物学的製剤で感染症のリスクがある。
- 5.✕「処方2を溶解後、時間をかけずにすばやく飲み干す」成分栄養剤は浸透圧が高く、ゆっくり飲むなど下痢に配慮する。
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