PH 実践③ D-2-4. 服薬支援・アドヒアランス 2つ選べ

第107回実践③ 薬剤師 問315

40 歳男性。以下の処方箋を持って来局した。今回、初めての来局で、面談 したところ、患者はこれまでも同じ薬を他の薬局で調剤してもらい服用していると のことであった。この薬局では初回の調剤であったので、薬剤師は調剤した日の 14 日後に、この患者に電話をして服薬状況などについて確認した。 その際、実は、服用回数・服用錠数が多くて面倒だと感じていることが判明し た。また、患者から、これまでも同じ薬を飲んでいるので、薬の変更がない場合に は薬の説明やその説明書、薬袋は不要であるとの申し出があった。 (処方) メトホルミン塩酸塩錠 250 mg 1 回 1 錠( 1 日 3 錠) 1 日 3 回 朝昼夕食後 30 日分 オルメサルタン口腔内崩壊錠 10 mg 1 回 1 錠( 1 日 1 錠) 1 日 1 回 朝食後 30 日分 アトルバスタチン口腔内崩壊錠 10 mg 1 回 1 錠( 1 日 1 錠) 1 日 1 回 夕食後 30 日分 この患者が次回来局した際に、患者の申し出に対する薬剤師の対応として、適切 なのはどれか。2つ選べ。
1
薬剤の安全使用などのために必要であることから、薬袋、服薬指導、薬剤の説 明書についてのルールが法令で定められていることを説明した。
✓ 正解
2
今回から薬剤は、表示のない無地の袋にまとめて交付することとした。
3
前回と処方内容が変わらない場合には服薬指導を省略することとした。
4
服薬指導と薬剤の説明書の交付の両方を省略するためには医師への疑義照会が 必要であると説明した。
5
服薬指導は薬剤の説明書(電磁的な記録も含む)を用いて行う必要があること を説明した。
✓ 正解
ANSWER   正解は 1・5 全国正答率 —

解説

  • 2.「表示のない無地の袋にまとめて交付する」薬袋には法定の記載事項が必要である。
  • 3.「処方内容が変わらない場合は服薬指導を省略する」服薬指導は省略できない。
  • 4.「両方を省略するには医師への疑義照会が必要である」服薬指導・説明書の交付は省略できるものではない。(※薬袋・服薬指導・説明書のルールが法令で定められており、服薬指導は説明書〈電磁的記録を含む〉を用いて行う必要がある)

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出典

厚生労働省 公開ページ