第106回実践③ 薬剤師 問293
13 歳女児。身長 127 cm、体重 23 kg。多飲、多尿、口喝と 1 ヶ月に 3 kg の体重減少があった。ある朝、全身倦怠感、下痢、嘔吐があり、意識障害となった ため母親が救急車を要請し、病院に搬送された。 1 型糖尿病と診断され入院となっ た。搬送時の検査データを下に示す。 (検査値) 血糖値 770 mg/dL、尿糖(4+)、尿蛋白(-)、尿中ケトン体(4+)、 Na 132.0 mEq/L、K 4.2 mEq/L、動脈血液ガス pH 7.1、HCO - 9.0 mEq/L この患児への初期対応として適切なのはどれか。2つ選べ。
1
ジペプチジルペプチダーゼ︲4(DPP︲4)阻害薬の経口投与
2
インスリンの点滴静注
✓ 正解
3
グルコン酸カルシウムの点滴静注
4
生理食塩液の点滴静注
✓ 正解
5
5 %ブドウ糖注射液の点滴静注
選択肢をクリックして選んでください。
解説
- 1.✕「DPP」4 阻害薬の経口投与」 — 糖尿病性ケトアシドーシスにはインスリンの点滴静注が必要で、経口薬では対応できない。
- 3.✕「グルコン酸カルシウムの点滴静注」該当しない。
- 5.✕「5 %ブドウ糖注射液の点滴静注」高血糖(770 mg/dL)にブドウ糖は不適で、血糖低下後に併用する。(※インスリンの点滴静注と、脱水補正のための生理食塩液の点滴静注を行う)
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