PH 実践② D-2-4. 服薬支援・アドヒアランス 2つ選べ

第110回実践② 薬剤師 問285

82 歳男性。夜中に咳込みが激しくなり、病院を受診したところ、気管支ぜ ん息と診断され、処方 1 の薬剤が処方された。薬剤師は吸入練習機を用いて吸入指 導を行い、薬剤を交付した。しかし、数日後、家族が薬局に来局し、「処方 1 の薬 剤を吸入するとむせるようになり、吸入が困難になった」と話した。薬剤師が処方 医にこの情報を提供したところ、再診察を行い処方 1 を処方 2 に変更した。 (処方 1 ) アニュイティ 100 ng エリプタ 30 吸入用(注1) 1 本 1 回 2 吸入 1 日 1 回 朝 吸入 注 1 : フルチカゾンフランカルボン酸エステルを含有するドライパウダー吸 入器(DPI)。 1 吸入でフルチカゾンフランカルボン酸エステルとし て 100 ng を吸入できる。 (処方 2 ) オルベスコ 100 ng インヘラー 56 吸入用(注2) 1 本 1 回 1 吸入 1 日 1 回 朝 吸入 注 2 : シクレソニドを含有する加圧式定量噴霧器(pMDI)。 1 吸入でシク レソニドとして 100 ng を吸入できる。 処方 2 の薬剤について、家族に対する薬剤師の説明として適切なのはどれか。 2つ選べ。
1
急性の発作にも使用できます。
2
毎回、「試し噴射」を行い、噴霧を確認してから使用してください。
3
噴霧のタイミングに合わせて、ゆっくり深く吸い込んでください。
✓ 正解
4
吸入後のうがいは必要ありません。
5
吸気と噴霧のタイミングを合わせにくいときは、吸入補助具の使用をお勧めし ます。
✓ 正解
ANSWER   正解は 3・5 全国正答率 —

解説

  • 1.「急性の発作にも使用できます」吸入ステロイド(シクレソニド)は長期管理薬で、急性発作には使用しない。
  • 2.「毎回、試し噴射を行い噴霧を確認してから使用してください」毎回の試し噴射は不要(一定期間未使用時のみ行う)。
  • 4.「吸入後のうがいは必要ありません」吸入ステロイドは口腔カンジダ予防のためうがいが必要。

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出典

厚生労働省 公開ページ