PH 実践③ D-2-4. 服薬支援・アドヒアランス

第109回実践③ 薬剤師 問301

38 歳男性。身長 175 cm、体重 65 kg。腎機能及び肝機能は正常。仕事で海 外出張が多く疲労気味だった。帰国後、37 ℃台の微熱と痰がからむ咳が 2 週間続 き、近医を受診した。胸部 X 線検査の結果、肺に空洞を伴う結節性陰影を認めた ため総合病院を紹介受診し、諸検査を受けたところ肺結核と診断された。 この患者に下記の薬剤が処方された。薬剤師による服薬指導内容として誤ってい るのはどれか。1つ選べ。 (処方 1 ) リファンピシンカプセル 150 mg 1 回3 カプセル( 1 日 3 カプセル) イソニアジド錠 100 mg 1 回 3 錠( 1 日 3 錠) エタンブトール塩酸塩錠 250 mg 1 回 3 錠( 1 日 3 錠) ピラジナミド散 1 回 1.5 g( 1 日 1.5 g) 1 日 1 回 朝食前 7 日分 (処方 2 ) ピリドキサールリン酸エステル水和物錠 10 mg 1 回 1 錠( 1 日 3 錠) 1 日 3 回 朝昼夕食後 7 日分
1
視覚障害を起こすことがあるので、視力の低下に注意するよう指導する。
2
マグロを食べると頭痛が出現することがあるので、食べ過ぎないよう指導す る。
3
全身倦怠感、黄疸、皮膚のかゆみが出現したら、すぐに連絡するように指導す る。
4
尿や汗が赤く着色することを説明する。
5
処方 2 の薬剤は貧血予防のために処方されていることを説明する。
✓ 正解
ANSWER   正解は 5 全国正答率 —

解説

  • 1.「(正しい)「視力の低下に注意するよう指導する」エタンブトールの視神経障害の注意で正しい。
  • 2.「(正しい)「マグロを食べ過ぎないよう指導する」イソニアジドのヒスタミン・チラミン様中毒の注意で正しい。
  • 3.「(正しい)「全身倦怠感・黄疸・皮膚のかゆみが出現したら連絡」肝障害の注意で正しい。
  • 4.「(正しい)「尿や汗が赤く着色することを説明する」リファンピシンの注意で正しい(処方2は貧血予防ではなく、イソニアジドによる末梢神経障害の予防のためとする点で設問5が誤り)。

この解説は、AIによる下書きをもとに、運営者(作業療法士・国家資格保有)が公式正答・一次情報と照合したうえで掲載しています。誤りのご指摘は運営者情報の修正フローよりお寄せください。

📊学習履歴を見る

出典

厚生労働省 公開ページ