PH 実践② B-1-3. 不整脈・伝導障害

第109回実践② 薬剤師 問254

70 歳男性。身長 165 cm、体重 50 kg。 1 年前に心筋梗塞を起こし、心室細 動による心停止で救命救急センターに搬送され、心蘇生術を施し心機能が回復し た。その後、意識消失発作を起こしたため、半年前に埋め込み型除細動器(ICD)(注) と以下の処方で治療を開始した。 (注) 体に埋め込んで、致死的な不整脈を自動的に感知し、電気ショックを与えて 心臓の動きを正常にもどす医療機器 (処方) バイアスピリン錠 100 mg 1 回 1 錠( 1 日 1 錠) クロピドグレル錠 75 mg 1 回 1 錠( 1 日 1 錠) ビソプロロールフマル酸塩錠 2.5 mg 1 回 1 錠( 1 日 1 錠) カンデサルタン錠 4 mg 1 回 1 錠( 1 日 1 錠) 1 日 1 回 朝食後 28 日分 しかし、その後も ICD が作動することがあり、医師は心室性不整脈予防のため の追加薬を検討している。 追加する薬物として、最も適切なのはどれか。1つ選べ。
1
一硝酸イソソルビド
2
キニジン
3
イソプレナリン
4
アミオダロン
✓ 正解
5
ジルチアゼム
ANSWER   正解は 4 全国正答率 —

解説

  • 1.「一硝酸イソソルビド」狭心症の血管拡張薬で、抗不整脈薬ではない。
  • 2.「キニジン」Ⅰa群抗不整脈薬だが催不整脈作用があり、心機能低下例の第一選択ではない。
  • 3.「イソプレナリン」β刺激薬で、むしろ不整脈を誘発する。
  • 5.「ジルチアゼム」Ca拮抗薬で、心室性不整脈の予防の第一選択ではない。

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出典

厚生労働省 公開ページ