PH 実践③ A-5-4. ワクチン・免疫予防の基礎

第108回実践③ 薬剤師 問303

58 歳女性。企業の管理職として勤務している。最近仕事が忙しく、ストレ スがたまっていた。勤務中、椅子に座っている時に背中の違和感を感じた。翌日、 ズキズキと痛むような症状が発現し、患部を見ると赤く連なった丘疹が広がってい た。症状が悪化していることから、医療機関を受診し、診断の結果、以下が処方さ れた。 (処方) バラシクロビル錠 500 mg 1 回 2 錠( 1 日 6 錠) 1 日 3 回 朝昼夕食後 7 日分 プレガバリン口腔内崩壊錠 75 mg 1 回 1 錠( 1 日 2 錠) 1 日 2 回 朝夕食後 14 日分 ジメチルイソプロピルアズレン軟膏 0.033% 20 g 1 日 4 ~ 5 回 背中に塗布 7 日後、皮疹は軽減し、経過観察となったが、痛みが改善しておらず、対症療法 を継続している。この女性は以前にも同様な発疹を繰り返していることから、ワク チンの接種を検討することになった。 本疾患に対するワクチンの患者への説明内容として、適切なのはどれか。1つ選 べ。
1
ワクチン接種は、次回発症時に行う。
2
生ワクチンと不活化ワクチンが承認されている。
✓ 正解
3
ワクチン接種時は、バラシクロビル錠を服用する必要がある。
4
発症後にワクチン接種をすることにより、皮疹はすぐに軽快する。
5
ワクチン接種により、ウイルスを除去できる。
ANSWER   正解は 2 全国正答率 —

解説

  • 1.「ワクチン接種は、次回発症時に行う」予防目的で発症前に接種する。
  • 3.「ワクチン接種時は、バラシクロビル錠を服用する必要がある」接種時に抗ウイルス薬の併用は必須ではない。
  • 4.「発症後にワクチン接種をすることにより、皮疹はすぐに軽快する」ワクチンは予防目的で、発症後の治療効果を期待するものではない。
  • 5.「ワクチン接種により、ウイルスを除去できる」ワクチンは発症予防であり、潜伏ウイルスを除去するものではない。(※帯状疱疹には生ワクチンと不活化ワクチンが承認されている)

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出典

厚生労働省 公開ページ