PH 実践② B-1-1. 虚血性心疾患 2つ選べ

第108回実践② 薬剤師 問252

75 歳男性。喫煙歴 50 年( 1 日 40 本程度)、血圧 135/80 mmHg、脈拍 68 拍/分、整。数日前から胸の痛みや圧迫感、息苦しさを感じるようになった。今日 の明け方、胸が強く締め付けられるような発作が生じたため医療機関を受診したと ころ、器質的冠動脈狭窄のない冠攣縮性狭心症と診断され治療が開始された。 (処方) ニトログリセリン舌下錠 0.3 mg 1 回 1 錠 胸痛発作時 7 回分( 7 錠) ベニジピン塩酸塩錠 4 mg 1 回 1 錠( 1 日 2 錠) 1 日 2 回 朝夕食後 14 日分 治療開始後、発作の頻度は減ったが、軽い自覚症状が続いた。そのため、担当医 は効果不十分と判定し、薬剤師と治療方針についてカンファレンスを実施した。 薬剤師が医師に提案する追加薬剤として、適切なのはどれか。2つ選べ。
1
一硝酸イソソルビド錠
✓ 正解
2
プロプラノロール塩酸塩錠
3
カルテオロール塩酸塩錠
4
ニコランジル錠
✓ 正解
5
シルデナフィルクエン酸塩錠
ANSWER   正解は 1・4 全国正答率 —

解説

  • 2.「プロプラノロール塩酸塩錠」非選択的 β 遮断薬は冠攣縮を悪化させるおそれがあり、冠攣縮性狭心症には不適である。
  • 3.「カルテオロール塩酸塩錠」非選択的 β 遮断薬で、冠攣縮を助長するおそれがあり不適である。
  • 5.「シルデナフィルクエン酸塩錠」硝酸薬との併用が禁忌で、狭心症の追加薬として適さない。(※一硝酸イソソルビドやニコランジルが適切)

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出典

厚生労働省 公開ページ