PH 実践② A-6-2. 薬物動態(ADME) 2つ選べ

第107回実践② 薬剤師 問249

68 歳男性。体重 62 kg。最近動悸が激しく息切れすることもあったが放置 していた。突然、左側の手足のしびれや麻痺が発現し、言葉も出てこなくなったた め、家族が救急車を要請し緊急入院となり、心房細動及び心原性脳梗塞と診断され た。心不全の症状はなく、その後の治療により病状が落ち着いたため退院すること になった。入院中の処方 1 に加え、退院時に処方 2 が新たに追加されることになっ た。また、現在の検査値は以下のとおりである。 (検査値) 血圧 140/88 mmHg、心拍数 110 拍/分、BUN 28 mg/dL、血清クレアチニン値 1.4 mg/dL、クレアチニンクリアランス 42 mL/min、LDL 165 mg/dL、 HDL 50 mg/dL、TG(トリグリセリド)140 mg/dL (処方 1 ) カルベジロール錠 2.5 mg 1 回 2 錠( 1 日 2 錠) 1 日 1 回 朝食後 14 日分 (処方 2 ) エドキサバントシル酸塩水和物口腔内崩壊錠 60 mg 1 回 1 錠( 1 日 1 錠) 1 日 1 回 朝食後 14 日分 処方 1 と 2 を監査した病棟薬剤師が処方医に提案する内容として、適切なのはど れか。2つ選べ。
1
カルベジロールを減量する。
2
エドキサバンを減量する。
✓ 正解
3
アスピリンを追加する。
4
アトルバスタチンを追加する。
✓ 正解
5
クロピドグレルを追加する。
ANSWER   正解は 2・4 全国正答率 —

解説

  • 1.「カルベジロールを減量する」減量を要する根拠が乏しい。
  • 3.「アスピリンを追加する」抗凝固薬を服用中で、出血リスクが増すため不適である。
  • 5.「クロピドグレルを追加する」同じく出血リスクが増すため不適である。(※腎機能・体重等を考慮したエドキサバンの減量と、脂質管理のためのアトルバスタチンの追加が適切)

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出典

厚生労働省 公開ページ