PH 実践① A-6-4. 相互作用・中毒の基礎

第107回実践① 薬剤師 問239

10 月 14 日(月曜日)に小学校において、50 名の児童が発熱・嘔吐・下痢 の症状で欠席し、翌日にも同様の症状でさらに 65 名が欠席し児童の多くが病院を 受診しているとの連絡が保健所にあった。早速、これらの患者のうち、60 名の検 体について検査を行ったところ、48 名の検体から同一の病因物質を検出した。患 者らの共通食は学校給食のみであり、10 月 11 日(金曜日)に遠足のために給食を 食べなかった学年に有症者がいないことから、給食が食中毒の原因と断定した。な お、衛生検査用に冷凍保存されていた同じ給食を調べた結果、原材料の鶏肉からも 同じ病因物質を検出した。これを顕微鏡で観察したところ、写真の様に細長い、ら せん状の形態を示していた。 病因物質の顕微鏡像 今回、病院を受診した患者の一部には、重篤な食中毒症状がみられた。その患者 に投与すべき薬剤として、適切なのはどれか。1つ選べ。
1
ロペラミド塩酸塩カプセル
2
5 %ブドウ糖加酢酸リンゲル液
✓ 正解
3
アトロピン硫酸塩注射液
4
d︲クロルフェニラミンマレイン酸塩注射液
5
ブチルスコポラミン臭化物注射液
ANSWER   正解は 2 全国正答率 —

解説

  • 1.「ロペラミド塩酸塩カプセル」止瀉薬は細菌性食中毒では排菌を妨げるため不適である。
  • 3.「アトロピン硫酸塩注射液」適応とならない。
  • 4.「d」クロルフェニラミンマレイン酸塩注射液」 — 抗ヒスタミン薬で適応とならない。
  • 5.「ブチルスコポラミン臭化物注射液」鎮痙薬で根本的な治療ではない。(※重篤な食中毒〈脱水〉に対しては 5 %ブドウ糖加酢酸リンゲル液による補液が適切)

この解説は、AIによる下書きをもとに、運営者(作業療法士・国家資格保有)が公式正答・一次情報と照合したうえで掲載しています。誤りのご指摘は運営者情報の修正フローよりお寄せください。

📊学習履歴を見る

出典

厚生労働省 公開ページ