PH 実践③ G-2-2. 記録義務・文書

第106回実践③ 薬剤師 問317

新人薬剤師の導入研修で、以下の処方を題材として提示した。患者は、2 歳女児。体重 12 kg。各成分の添付文書等による 1 回の適正使用量(成分量)は (処方) テオフィリンドライシロップ 20% 1 回 0.90 g( 1 日 1.80 g) 1 日 2 回 朝食後・就寝前 5 日分 クラリスロマイシンドライシロップ 10% 1 回 0.60 g( 1 日 1.20 g) 1 日 2 回 朝夕食後 5 日分 耐性乳酸菌製剤散 100% 1 回 0.28 g( 1 日 0.84 g) 1 日 3 回 朝昼夕食後 5 日分 カルボシステインドライシロップ 50% 1 回 0.24 g( 1 日 0.72 g) 1 日 3 回 朝昼夕食後 5 日分 クレマスチンドライシロップ 0.1% 1 回 0.90 g( 1 日1 .80 g) 1 日2 回 朝夕食後 5 日分 テオフィリン 1 回量 4 mg/kg クラリスロマイシン 1 回量 5 mg/kg 耐性乳酸菌製剤散 1 回量 23 mg/kg カルボシステイン 1 回量 10 mg/kg クレマスチン 1 回量 16 ng/kg この処方どおりに薬剤を提供した後に疑義に気が付き、医師に照会した結果、用 量が適切ではないことが判明した場合、薬剤師がとるべき対応として、適切でない のはどれか。1つ選べ。
1
患児の家族に連絡して、次回の診察までは薬をこのまま服用させるよう指導す る。
✓ 正解
2
他にも同様の事例がないか薬局内で確認する。
3
事例に関して、事実を経時的に整理して記録する。
4
再発防止のため、指針の見直しや従事者が行う対策を検討する。
5
公益財団法人日本医療機能評価機構に、ヒヤリ・ハット事例として報告を行 う。
ANSWER   正解は 1 全国正答率 —

解説

  • 2.「(適切)「他にも同様の事例がないか薬局内で確認する」適切な対応で、適切でないものを問う本問の答えではない。
  • 3.「(適切)「事実を経時的に整理して記録する」適切である。
  • 4.「(適切)「再発防止のため指針の見直しや対策を検討する」適切である。
  • 5.「(適切)「日本医療機能評価機構にヒヤリ・ハット事例として報告する」適切である。(※用量が不適切と判明したら、そのまま服用させず適切に対応すべきで、「次回の診察まで薬をこのまま服用させる」は適切でない)

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出典

厚生労働省 公開ページ