第106回実践② 薬剤師 問253
59 歳男性。体重 72 kg。糖尿病、高血圧、脂質異常症に対する治療を受け ていた。同時期にうつ病に対しパロキセチンで治療を開始したが、抑うつが改善し た後気分が高揚したため、双極性障害と診断され任意入院した。入院後特に焦燥感 が強いと患者から訴えがあった。現在の服用薬剤は処方 1 のとおり。 (処方 1 ) 炭酸リチウム錠 200 mg 1 回 2 錠( 1 日2 錠) 1 日 1 回 朝食後 14 日分 リスペリドン錠 1 mg 1 回 3 錠( 1 日 6錠) 1 日 2 回 朝夕食後 14 日分 ロスバスタチン錠 2.5 mg 1 回 1 錠( 1 日1 錠) 1 日 1 回 夕食後 14 日分 メトホルミン塩酸塩錠 500 mg 1 回 1 錠( 1 日2 錠) 1 日 2 回 朝夕食後 14 日分 オルメサルタン メドキソミル錠 20 mg 1 回 1 錠( 1 日1 錠) 1 日 1 回 朝食後 14 日分 患者から、ふらつきがひどくて歩きづらいとの訴えが強かった。また、家族よ り、時折発汗、流涎、手の震えに加えて身動きもせず黙り込むなどの症状も散見さ れるとの情報を得た。副作用軽減を念頭に、主治医に薬剤師が提案する内容として 最も適切なのはどれか。1つ選べ。
1
ロスバスタチン錠の増量
2
リスペリドン錠の減量
✓ 正解
3
メトホルミン塩酸塩錠の減量
4
オルメサルタン メドキソミル錠の増量
5
ブロチゾラム錠の追加
選択肢をクリックして選んでください。
解説
- 1.✕「ロスバスタチン錠の増量」副作用の軽減にはつながらない。
- 3.✕「メトホルミン塩酸塩錠の減量」錐体外路症状とは関係しない。
- 4.✕「オルメサルタン メドキソミル錠の増量」錐体外路症状とは関係しない。
- 5.✕「ブロチゾラム錠の追加」睡眠薬の追加はふらつきを悪化させる。(※ふらつき・発汗・流涎・手の震え・無動などの錐体外路症状に対し、リスペリドンの減量が適切)
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