第106回実践② 薬剤師 問252
59 歳男性。体重 72 kg。糖尿病、高血圧、脂質異常症に対する治療を受け ていた。同時期にうつ病に対しパロキセチンで治療を開始したが、抑うつが改善し た後気分が高揚したため、双極性障害と診断され任意入院した。入院後特に焦燥感 が強いと患者から訴えがあった。現在の服用薬剤は処方 1 のとおり。 (処方 1 ) 炭酸リチウム錠 200 mg 1 回 2 錠( 1 日2 錠) 1 日 1 回 朝食後 14 日分 リスペリドン錠 1 mg 1 回 3 錠( 1 日 6錠) 1 日 2 回 朝夕食後 14 日分 ロスバスタチン錠 2.5 mg 1 回 1 錠( 1 日1 錠) 1 日 1 回 夕食後 14 日分 メトホルミン塩酸塩錠 500 mg 1 回 1 錠( 1 日2 錠) 1 日 2 回 朝夕食後 14 日分 オルメサルタン メドキソミル錠 20 mg 1 回 1 錠( 1 日1 錠) 1 日 1 回 朝食後 14 日分 処方 1 のいずれかの薬物の薬理作用にあてはまるのはどれか。2つ選べ。
1
B 型モノアミンオキシダーゼ(MAO )の阻害 B
2
2A
✓ 正解
3
ホスファチジルイノシトール(PI)代謝回転の促進
4
アンジオテンシン変換酵素の阻害
5
AMP 活性化プロテインキナーゼ(AMPK)の活性化
✓ 正解
選択肢をクリックして選んでください。
解説
- 1.✕「B 型モノアミンオキシダーゼ(MAO_B)の阻害」セレギリン等の機序で、本処方に該当薬がない。
- 3.✕「ホスファチジルイノシトール(PI)代謝回転の促進」本処方に該当しない。
- 4.✕「アンジオテンシン変換酵素の阻害」オルメサルタンは ARB で、ACE 阻害ではない。(※セロトニン 5-HT2A 受容体遮断〈リスペリドン〉と AMPK の活性化〈メトホルミン〉が該当する)
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