第106回実践② 薬剤師 問247
87 歳男性。 3 年前に脳出血で治療歴あり。認知症はないが、以前から、 高血圧、排尿障害、心房細動の治療を受けている(処方 1 )。検査値は、 Na 143 mEq/L、K 3.4 mEq/L、eGFR 33.8 mL/min/1.73 m2、ALP 357 IU/L、 AST 16 IU/L、ALT 15 IU/L である。 (処方 1 ) エドキサバントシル酸塩水和物錠 15 mg 1 回 1 錠( 1 日 1 錠) 1 日 1 回 朝食後 28 日分 ジスチグミン臭化物錠 5 mg 1 回 0.5 錠( 1 日 1 錠) 1 日 2 回 朝夕食前 28 日分 ウラピジルカプセル 15 mg 1 回 1 カプセル( 1 日 2 カプセル) 1 日 2 回 朝夕食後 28 日分 最近、脳出血の後遺症と疑われる遅発性のてんかんと診断され、処方 2 が追加さ れた。 (処方 2 ) バルプロ酸ナトリウム徐放錠 100 mg 1 回1 錠( 1 日 2 錠) 1 日 2 回 朝夕食後 28 日分 処方 1 及び処方 2 のいずれかの薬物の作用機序として正しいのはどれか。2つ選 べ。
1
ホスホジエステラーゼⅤの阻害
2
コリンエステラーゼの阻害
✓ 正解
3
第Ⅷ因子の直接阻害
4
GABA トランスアミナーゼの阻害
✓ 正解
5
シナプス小胞タンパク質 SV2A の阻害
選択肢をクリックして選んでください。
解説
- 1.✕「ホスホジエステラーゼ Ⅴ の阻害」シルデナフィル等の機序で、本処方に該当薬がない。
- 3.✕「第Ⅷ因子の直接阻害」本処方に該当しない。
- 5.✕「シナプス小胞タンパク質 SV2A の阻害」レベチラセタムの機序で、本処方に該当薬がない。(※ジスチグミンはコリンエステラーゼ阻害、バルプロ酸は GABA トランスアミナーゼ阻害による)
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