第106回実践② 薬剤師 問246
87 歳男性。 3 年前に脳出血で治療歴あり。認知症はないが、以前から、 高血圧、排尿障害、心房細動の治療を受けている(処方 1 )。検査値は、 Na 143 mEq/L、K 3.4 mEq/L、eGFR 33.8 mL/min/1.73 m2、ALP 357 IU/L、 AST 16 IU/L、ALT 15 IU/L である。 (処方 1 ) エドキサバントシル酸塩水和物錠 15 mg 1 回 1 錠( 1 日 1 錠) 1 日 1 回 朝食後 28 日分 ジスチグミン臭化物錠 5 mg 1 回 0.5 錠( 1 日 1 錠) 1 日 2 回 朝夕食前 28 日分 ウラピジルカプセル 15 mg 1 回 1 カプセル( 1 日 2 カプセル) 1 日 2 回 朝夕食後 28 日分 最近、脳出血の後遺症と疑われる遅発性のてんかんと診断され、処方 2 が追加さ れた。 (処方 2 ) バルプロ酸ナトリウム徐放錠 100 mg 1 回1 錠( 1 日 2 錠) 1 日 2 回 朝夕食後 28 日分 処方 2 の追加にあたり、医師からかかりつけ薬剤師に処方薬について相談があっ た。医師への提案として最も適切なのはどれか。1つ選べ。
1
エドキサバントシル酸塩水和物錠の中止
2
ジスチグミン臭化物錠の減量
3
ウラピジルカプセルの中止
4
バルプロ酸ナトリウム徐放錠投与開始後の治療薬物モニタリング(TDM)の 実施
✓ 正解
5
改訂長谷川式簡易知能評価スケールを用いた評価の実施
選択肢をクリックして選んでください。
解説
- 1.✕「エドキサバントシル酸塩水和物錠の中止」バルプロ酸追加と直接関係せず、中止の根拠がない。
- 2.✕「ジスチグミン臭化物錠の減量」バルプロ酸追加と関係しない。
- 3.✕「ウラピジルカプセルの中止」バルプロ酸追加と関係しない。
- 5.✕「改訂長谷川式簡易知能評価スケールを用いた評価の実施」処方薬に関する相談としては的外れである。(※バルプロ酸ナトリウム徐放錠の投与開始後に TDM を実施するのが適切)
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