PH 実践③ D-2-4. 服薬支援・アドヒアランス 2つ選べ

第105回実践③ 薬剤師 問312

46 歳男性。 2 年前に甲状腺全摘手術を受けた後、レボチロキシンナトリウ ム錠内服による薬物治療を行っている。通院間隔が 6 ヶ月に一度に変更になり、 180 日分の処方箋を持って来局した。この患者の薬剤服用歴を確認すると、過去に 服用忘れや、自己判断で服用を中断していた可能性が疑われた。長期処方への変更 に伴い、薬剤師が服薬アドヒアランスに関連した注意事項を説明することになっ た。 作成した PECO 又は PICO に従って、実際に介入研究を行うことになった。こ の研究を実施するにあたり薬剤師が注意すべき点として、適切なのはどれか。2つ 選べ。
1
対象患者を二群に分けた比較試験を行う場合、群分けは患者の希望を優先す る。
2
研究を開始する前に、あらかじめ倫理審査の手続きを行う必要がある。
✓ 正解
3
研究資金が必要な場合、利益相反の開示をしないことを条件に製薬会社から提 供を受ける。
4
対象患者に対して研究内容を文書で説明すれば、参加同意を取得する必要はな い。
5
研究参加は自由意思によるもので、参加しなくても不利益にならないことを患 者に説明する。
✓ 正解
ANSWER   正解は 2・5 全国正答率 —

解説

  • 1.「群分けは患者の希望を優先する」無作為割り付けが原則
  • 3.「利益相反を開示しない条件で製薬会社から資金提供を受ける」利益相反の開示が必要
  • 4.「文書で説明すれば参加同意の取得は不要」インフォームド・コンセント(同意取得)が必要

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出典

厚生労働省 公開ページ