第105回実践③ 薬剤師 問297
59 歳男性。162 cm、51 kg。慢性腎炎が進行し、13 年前より血液透析 (HD)治療を受けている。HD に際しては、HD 開始前にそう痒予防のためにジ フェンヒドラミン塩酸塩錠 10 mg を 4 錠内服している。また、体外循環中の凝固 防止の目的でナファモスタットメシル酸塩注(後発品)を用いている。最近 15 日 間における患者の体温と CRP 値は図のようになった。 体温 )℃(温体 42 40 38 36 34 32 30 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 経過日数(日) )Ld/gm(PRC 8 7 6 5 4 3 2 1 0 HD CRP 検査結果を受けて対処した結果、第 11 日以後は HD 後の症状が見られなくなっ た。対処した内容として考えられるのはどれか。1つ選べ。
1
HD 前の投与薬としてデキサメタゾン錠を追加した。
2
HD 前の投与薬としてナルフラフィン塩酸塩カプセルを追加した。
3
HD 中のナファモスタットメシル酸塩注射用をダルテパリンナトリウム注射液 (低分子ヘパリン)に変更した。
✓ 正解
4
経過観察した。
5
ナファモスタットメシル酸塩注射用を後発品から先発品に変更した。
選択肢をクリックして選んでください。
解説
- 1.✕「HD前にデキサメタゾンを追加」原因薬の除去が適切で対症療法は不適
- 2.✕「HD前にナルフラフィンを追加」そう痒症治療薬でアレルギーの原因除去にならない
- 4.✕「経過観察した」アレルギーが継続するため不適
- 5.✕「後発品から先発品に変更」原因はナファモスタット自体で製剤の違いではない
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