第105回実践② 薬剤師 問273
54 歳女性。152 cm、48 kg。高血圧、脂質異常症、深在性皮膚真菌症の治 療のため処方 1 と処方 2 の薬剤を服用していた。その後、深部静脈血栓塞栓症を発 症し、その治療のため処方 3 が追加となった。 (処方 1 ) アムロジピン口腔内崩壊錠 5 mg 1 回 1 錠( 1 日 1 錠) イトラコナゾール錠 100 mg 1 回 1 錠( 1 日 1 錠) 1 日 1 回 朝食直後 14 日分 (処方 2 ) イコサペント酸エチル粒状カプセル 900 mg 1 回 1 包( 1 日 2 包) 1 日 2 回 朝夕食直後 14 日分 (処方 3 ) ワルファリンカリウム錠 1 mg 1 回 3 錠( 1 日 3 錠) 1 日 1 回 朝食後 7 日分 PT︲INR を治療目標域に到達させるため、ワルファリン投与量の調節を試みた が、PT︲INR が 3.0~6.0 で推移し、コントロールが困難であった。医師は患者や 薬剤師と相談し、薬物動態関連遺伝子の多型を検査することにした。 遺伝子多型検査の結果、ホモの変異を有することが判明し、医師は代替薬につい て薬剤師に相談した。医師に提案すべき抗血栓薬として最も適切なのはどれか。1 つ選べ。
1
アピキサバン錠
✓ 正解
2
シロスタゾール錠
3
ダビガトランエテキシラートメタンスルホン酸塩カプセル
4
チクロピジン塩酸塩錠
5
リバーロキサバン錠
選択肢をクリックして選んでください。
解説
- 2.✕「シロスタゾール錠」抗血小板薬で抗凝固薬の代替ではない
- 3.✕「ダビガトラン」腎排泄依存が高く中等度腎障害の本例には最適でない
- 4.✕「チクロピジン塩酸塩錠」抗血小板薬で抗凝固薬の代替ではない
- 5.✕「リバーロキサバン錠」腎排泄割合が比較的高く、腎機能低下例ではアピキサバンが適する
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