OT 午後 D-6-2. 作業療法・活動介入

第58回午後 OT 問15

23 歳の女性。パーソナリティ障害。高校生のころから、わざとらしい言動や芝居がかった振る舞いで、たびたび友達と喧嘩になっていた。高校卒業後は、対人関係のトラブルで仕事が長続きせず、職を転々とした。最近、感情が不安定で、派手な外観や見栄を張るような言動が目立ち、無断外泊を繰り返すため、母親に連れられて精神科を受診した。情緒の安定を目的に作業療法が処方された。 作業療法場面で予想される行動特徴はどれか。
1
被暗示性が強い。
✓ 正解
2
単独での活動を好む。
3
平板化した感情表出である。
4
過度に作業療法士に依存する。
5
作業工程の細部へのこだわりがある。
ANSWER   正解は 1 全国正答率 —

解説

  • 2.「単独での活動を好む」単独活動を好む傾向はシゾイドパーソナリティ障害などでみられやすい。本例の芝居がかった言動や派手な外観とは一致しにくい。
  • 3.「平板化した感情表出である」感情表出の平板化は統合失調症やシゾイド傾向でみられやすい。本例では感情表出はむしろ誇張的である。
  • 4.「過度に作業療法士に依存する」過度な依存や見捨てられ不安は境界性パーソナリティ障害で目立ちやすい。本例の中心特徴は演技性である。
  • 5.「作業工程の細部へのこだわりがある」細部への過度なこだわりは強迫性パーソナリティ障害でみられやすい。本例の派手さ・注目欲求とは異なる。
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出典

厚生労働省 公開ページ