DR A B-15-2. 気分障害(うつ・双極) 2つ選べ

第114回医師A問70

76歳の女性。物忘れが多くなり、何度も同じことを尋ねるようになったことを 心配した家族に付き添われて来院した。約1年前から軽度の意欲低下がみられてい たが、ここ4か月間は食事を作るものの同じ献立を何日も連続して作るようになっ てきたという。身体所見に異常を認めない。Hamiltonうつ病評価尺度5点(3点〜 "点:正常)、Mini-Mental State Examination(MMSE)16点(30点満点)。頭部 MRIで海馬の軽度萎縮が認められた。 この患者の機能評価に有用な検査はどれか。2つ選べ。
1
Rorschachテスト
2
津守・稲毛式発達検査
3
前頭葉機能検査(FAB)
✓ 正解
4
状態特性不安検査(STAI)
5
Wechsler記憶検査(WMS-R)
✓ 正解
ANSWER   正解は 3・5 全国正答率 —

解説

  • 1.「Rorschachテスト」投影法の人格検査であり認知症の機能評価には使用しない。
  • 2.「津守・稲毛式発達検査」乳幼児の発達評価に用いる検査であり高齢者の認知症評価には不適。
  • 4.「状態特性不安検査(STAI)」不安の評価に用い、認知機能評価には使用しない。Hamilton評価で正常範囲であり不安の精査より認知機能・前頭葉機能評価が優先。
📊学習履歴を見る

出典

厚生労働省 公開ページ