PH 理論② B-15-2. 気分障害(うつ・双極) 2つ選べ

第111回理論② 薬剤師 問154

30 歳女性。高校 3 年生のときにきっかけもなく元気がなくなり、 3 ケ月間 学校を休んだことがあったが、特に治療を受けずに回復した。その後は順調であっ たが、 1 ケ月前に急に元気がなくなり、会社を休んだりしていた。ここ数日は「偉 大な発見をしたので、自分には特別な才能がある」と言ったり、誰彼構わず夜中に 電話をするといった状態が持続するため、母親に連れられて来院した。母親による と 2 週間前から母親と話していても、話の内容が次々と脱線し、話している内容が まとまらない、些細なことを契機に怒り出すなど、普段とは異なる行動がみられ た。睡眠をほとんどとっていないが、本人は疲れを感じていない。親戚や友人への 電話で家や車の購入計画などを話し、相手が反対すると激怒するようになった。血 液生化学検査、脳画像検査、脳波検査、脳脊髄液検査で異常はない。飲酒・喫煙歴 なし。違法薬物の使用歴もない。診察の結果、患者は双極性障害と診断された。 この患者に認められる症状はどれか。2つ選べ。
1
観念奔逸
✓ 正解
2
誇大妄想
✓ 正解
3
心気妄想
4
罪業妄想
5
貧困妄想
ANSWER   正解は 1・2 全国正答率 —

解説

  • 3.「心気妄想」うつ状態でみられる妄想で、躁状態の本症例の症状ではない。
  • 4.「罪業妄想」うつ状態でみられる妄想で、本症例の症状ではない。
  • 5.「貧困妄想」うつ状態でみられる妄想で、本症例の症状ではない。

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出典

厚生労働省 公開ページ