PH 実践③ D-2-4. 服薬支援・アドヒアランス 2つ選べ

第109回実践③ 薬剤師 問296

50 歳男性。喫煙 20 本/日、飲酒ビール 500 mL/日。 5 年くらい前から会社 の健康診断にて高血糖を指摘されており、近医を受診して 2 型糖尿病と診断され た。その後、食事療法と運動療法を行うも改善が認められず、以下の薬剤を服薬す ることになった。 (処方) メトホルミン塩酸塩錠 250 mg 1 回 1 錠( 1 日 2 錠) 1 日 2 回 朝夕食後 14 日分 服用 3 ケ月後の定期受診時に病院薬剤師は、診療録より近日冠動脈造影検査を予 定していること、しばしば軽度の低血糖症状を自覚したこと、朝食を食べないこと も多く、よく飲み忘れるとの情報を得た。身体並びに検査結果は以下のとおりであ る。 (身体並びに検査結果) 身長 168 cm、体重 85 kg、BMI 30.1、血圧 146/90 mmHg、HbA1c 8.2%、 空腹時血糖 190 mg/dL、eGFR 55 mL/min/1.73 m2、 総コレステロール 220 mg/dL、TG(トリグリセリド)180 mg/dL、 HDL︲C 54 mg/dL、LDL︲C 130 mg/dL、尿糖(+)、尿蛋白(+) 患者への服薬指導の内容として適切なのはどれか。2つ選べ。
1
アルコールの摂取は一切しないように再度指導した。
2
冠動脈造影検査前後も処方薬の服用を継続するよう説明した。
3
下痢・嘔吐などの症状が出ていないかを確認し、服用中に出た場合、服用を一 旦中止し、医師に相談することを説明した。
✓ 正解
4
自動車の運転時に低血糖の症状を感じた場合、速やかに安全に停車し、糖分補 給する必要があることを説明した。
✓ 正解
5
飲み忘れていた頻度を確認し、食後でないと副作用のリスクがあがるため食後 服用を説明した。
ANSWER   正解は 3・4 全国正答率 —

解説

  • 1.「アルコールの摂取は一切しないように再度指導した」適量であれば許容され、一切禁止とまで指導しない。
  • 2.「冠動脈造影検査前後も処方薬の服用を継続するよう説明した」ビグアナイド薬等はヨード造影検査の前後で休薬が必要。
  • 5.「食後でないと副作用のリスクが上がるため食後服用を説明した」服用タイミングは薬剤により異なり、一律に食後とは限らない。

この解説は、AIによる下書きをもとに、運営者(作業療法士・国家資格保有)が公式正答・一次情報と照合したうえで掲載しています。誤りのご指摘は運営者情報の修正フローよりお寄せください。

📊学習履歴を見る

出典

厚生労働省 公開ページ