PH 実践① A-6-4. 相互作用・中毒の基礎

第108回実践① 薬剤師 問208

68 歳女性。切除不能の再発直腸がんに対して、カペシタビンとオキサリプ ラチン併用化学療法を開始することになった。外来化学療法室の薬剤師は、この患 者にかかりつけ医から以下の薬剤が処方されていることを、お薬手帳より確認し た。 なお、以下の薬剤は全て化学療法開始後も継続することとする。 (処方) ロサルタン 50 mg・ヒドロクロロチアジド配合錠 1 回 1 錠( 1 日 1 錠) スピロノラクトン錠 25 mg 1 回 1 錠( 1 日 1 錠) カルベジロール錠 2.5 mg 1 回 1 錠( 1 日 1 錠) メチルジゴキシン錠 0.1 mg 1 回 1 錠( 1 日 1 錠) ワルファリンカリウム錠 1 mg 1 回 2 錠( 1 日 2 錠) 1 日 1 回 朝食後 28 日分 今回のがん化学療法の開始に伴い、薬物相互作用による重篤な副作用を回避する ため、薬剤師が定期的にモニタリングすべき検査項目として、最も重要なのはどれ か。1つ選べ。
1
血清鉄
2
尿酸
3
血清カルシウム
4
血清リン
5
PT︲INR
✓ 正解
ANSWER   正解は 5 全国正答率 —

解説

  • 1.「血清鉄」ワルファリン併用による出血リスクのモニタリングには直結しない。
  • 2.「尿酸」抗凝固作用のモニタリング項目ではない。
  • 3.「血清カルシウム」抗凝固作用のモニタリング項目ではない。
  • 4.「血清リン」抗凝固作用のモニタリング項目ではない。(※ワルファリンの相互作用で最も重要なのは PT-INR)

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出典

厚生労働省 公開ページ