第107回実践③ 薬剤師 問325
63 歳女性。10 年ほど前から股関節の痛みを感じ、整形外科を受診し変形 性股関節症と診断された。処方 1 の薬剤の服用で様子を見ていたが、症状が悪化 し、杖なしでは歩けなくなったため、医師から人工股関節置換術を勧められ入院し て手術を受けることになった。患者が入院する病院は Diagnosis Procedure Combination(DPC)制度対象病院で、手術後から処方 2 の薬剤を服用予定であ る。 (処方 1 ) ロキソプロフェン Na 錠 60 mg 1 回 1 錠( 1 日 2 錠) 1 日 2 回 朝夕食後 14 日分 (処方 2 ) エドキサバントシル酸塩水和物錠 30 mg 1 回 1 錠( 1 日 1 錠) 1 日 1 回 朝食後 14 日分 服薬指導の際に、患者から入院費用について質問を受けた。手術を受ける病院で の公的医療保険制度での医療費の支払いに関する説明として、正しいのはどれか。 2つ選べ。
1
手術前に患者が希望すれば、医療費の支払いを全額出来高払いに変更できる。
2
人工股関節置換術の入院基本料は医療費の包括払いのため入院日数の上限が決 まっている。
3
入院中に服用する処方 1 と処方 2 の薬剤費は医療費の包括払いに含まれてい る。
✓ 正解
4
退院後のリハビリテーション料は医療費の包括払いに含まれている。
5
個室への入院を希望する場合は差額ベッド代が必要になる。
✓ 正解
選択肢をクリックして選んでください。
解説
- 1.✕「患者が希望すれば、医療費の支払いを全額出来高払いに変更できる」患者の希望で変更することはできない。
- 2.✕「包括払いのため入院日数の上限が決まっている」入院日数の上限が決まっているわけではない。
- 4.✕「退院後のリハビリテーション料は包括払いに含まれる」退院後は包括払いの対象外である。(※入院中に服用する処方 1・2 の薬剤費は包括払いに含まれ、個室希望では差額ベッド代が必要になる)
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