PH 実践③ B-15-1. 統合失調症スペクトラム 2つ選べ

第111回実践③ 薬剤師 問344

45 歳男性。20 歳から毎日飲酒し、40 歳頃から仕事のストレスのため飲酒量が 増えていった。約 1 ケ月前から家庭内トラブルで飲酒量が急激に増加し、数日前か ら全身倦怠感の増悪と幻覚が現れた。その後、精神科を受診したところ、アルコー ル依存症と診断され、そのまま入院となった。入院中は断酒及び生活習慣の改善を 実施し、入院 4 週間後にあたる本日、以下の薬剤が処方され、 1 週間後に飲酒試験 が入院下で実施されることになった。 (処方) ジスルフィラム末 1 回 0.1 g( 1 日 0.2 g)
1
飲酒試験における飲酒量は、入院直前と同量である。
2
入院中は、飲酒試験以外でアルコールを摂取しない。
✓ 正解
3
今回の治療は、アルコールによる禁断症状を緩和することを目的にしている。
4
退院後の飲酒は、少量から始める。
5
アルコールを含む化粧品の使用は避ける。
✓ 正解
ANSWER   正解は 2・5 全国正答率 —

解説

  • 1.「飲酒試験における飲酒量は入院直前と同量である」飲酒試験は少量で行い、入院直前の多量と同量ではない。
  • 3.「今回の治療はアルコールによる禁断症状を緩和することを目的にしている」ジスルフィラムは飲酒時の不快反応で断酒を補助する薬で、離脱(禁断)症状の緩和が目的ではない。
  • 4.「退院後の飲酒は少量から始める」断酒が治療目標で、退院後の飲酒は不可。

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出典

厚生労働省 公開ページ