PH 実践③ B-5-4. 前立腺・排尿障害 2つ選べ

第111回実践③ 薬剤師 問308

81 歳男性。一人暮らし。息子が車で 30 分くらいの場所に住んでいる。息 子は週末にこの男性宅を訪問し、生活の世話をしている。この男性は 65 歳から高 血圧症、高尿酸血症及び前立腺肥大症の治療を行っていた。 1 年前に認知症と診断 され、処方 1 、処方 2 及び処方 3 の薬剤で治療中である。血圧コントロール不良の ため、今回より処方 4 の薬剤が追加となり、男性が息子とともに処方箋を持って薬 局を訪れた。受付時に、この男性から「最近飲み忘れが多く、結構薬が残ってしま います。今日から薬が 1 つ増えると聞いたのですが、ただでさえ飲み忘れがあるの に、これ以上増えたらもっと飲めなくなるのではないかと心配です。何か良い方法 はないですか。睡眠はよくとれており体調には問題ありません。」と相談があった。 (処方 1 ) カンデサルタン錠 4 mg 1 回 1 錠( 1 日 1 錠) ドネペジル塩酸塩錠 10 mg 1 回 1 錠( 1 日 1 錠) 1 日 1 回 朝食後 14日分 (処方 2 ) アロプリノール錠 100 mg 1 回 1 錠( 1 日 1 錠) ナフトピジル錠 50 mg 1 回 1 錠( 1 日 1 錠) 1 日 1 回 昼食後 14日分 (処方 3 ) スボレキサント錠 10 mg 1 回 1 錠( 1 日 1 錠) 酸化マグネシウム錠 500 mg 1 回 1 錠( 1 日 1 錠) 1 日 1 回 就寝前 14日分 コメント:酸化マグネシウム錠は排便のあった日は服用しないでよい。 (処方 4 ) ヒドロクロロチアジド錠 12.5 mg 1 回 0.5 錠( 1 日 0.5 錠) 1 日 1 回 朝食後 14日分 (処方箋に記載されていた検査値) 血圧 164/86 mmHg、AST 32 IU/L、ALT 18 IU/L、 血清クレアチニン 0.9 mg/dL、BUN 23 mg/dL、尿酸 10.1 mg/dL この男性の訴えや症状に対し、一包化以外に薬剤師が行うこととして適切なのは どれか。2つ選べ。
1
電話で毎日服薬確認することを息子に提案する。
✓ 正解
2
医師に疑義照会せずに、カンデサルタン錠とヒドロクロロチアジド錠を配合錠 に変更する。
3
処方 2 の薬剤の服用タイミングについて、朝食後への変更を医師に提案する。
✓ 正解
4
アロプリノールの中止を医師に提案する。
5
スボレキサントの増量を医師に提案する。
ANSWER   正解は 1・3 全国正答率 —

解説

  • 2.「疑義照会せずカンデサルタンとヒドロクロロチアジドを配合錠に変更」処方内容の変更は疑義照会が必要で、薬剤師の独断では変更できない。
  • 4.「アロプリノールの中止を提案する」尿酸10.1 mg/dLと高値で、アロプリノール中止の根拠はない。
  • 5.「スボレキサントの増量を提案する」増量の根拠が示されておらず、高齢者で過鎮静のリスクもあり不適切。

この解説は、AIによる下書きをもとに、運営者(作業療法士・国家資格保有)が公式正答・一次情報と照合したうえで掲載しています。誤りのご指摘は運営者情報の修正フローよりお寄せください。

📊学習履歴を見る

出典

厚生労働省 公開ページ