PH 実践② B-11-1. 眼疾患(視機能障害) 2つ選べ

第111回実践② 薬剤師 問260

59 歳男性。 1 年前の勤務先の定期健康診断で眼圧高値を指摘され、専門医 で精密検査を受けるよう勧められた。その後、市立病院眼科を受診したところ、原 発性開放隅角緑内障と診断され、処方 1 の薬剤による治療を受けていた。しかし、 眼圧低下効果が十分に得られないため、本日、新たに処方 2 が追加され来局した。 (処方 1 ) ラタノプロスト点眼液 0.005%(2.5 mL/本) 1 本 1 日 1 回 夕 両目に点眼 (処方 2 ) ブリモニジン酒石酸塩点眼液 0.1%(5 mL/本) 1 本 1 日 2 回 朝夕 両目に点眼 点眼薬使用に関して、薬剤師がこの患者に指導する内容として、適切なのはどれ か。2つ選べ。
1
処方 2 の薬剤により、めまいや低血圧が起こることがあるので注意する。
✓ 正解
2
夕の点眼時には、処方 1 の薬剤と処方 2 の薬剤を 5 分以上空けて点眼する。
✓ 正解
3
処方 2 の薬剤により、目の周りの皮膚が黒っぽくなる。
4
処方 2 の薬剤は、 1 回に 2 滴点眼した方がより効果的である。
5
処方 2 の薬剤は、点眼後すぐにまばたきを繰り返して薬剤を眼全体に広げる。
ANSWER   正解は 1・2 全国正答率 —

解説

  • 3.「処方2により目の周りの皮膚が黒っぽくなる」眼瞼の色素沈着・睫毛変化はプロスタグランジン関連薬(ラタノプロスト)の特徴で、ブリモニジンではない。
  • 4.「1回に2滴点眼した方がより効果的」1滴で結膜嚢の容量を超えるため2滴は過量・無駄。
  • 5.「点眼後すぐにまばたきを繰り返して広げる」まばたきは薬液を鼻涙管へ流出させ全身性副作用を増すため、閉瞼・涙嚢部圧迫が適切。

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出典

厚生労働省 公開ページ