第109回理論② 薬剤師 問167
35 歳男性。献血時の検査でヒト免疫不全ウイルス(HIV)抗体陽性とな り、HIV 感染症と診断された。 この症例に対する治療に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
1
CD4 陽性リンパ球数が基準範囲内であっても、抗レトロウイルス療法が必要で ある。
✓ 正解
2
抗レトロウイルス療法では、抗 HIV 薬の単剤で治療を開始する。
3
HIV︲RNA 量が減少した場合には、抗 HIV 薬を休薬する。
4
免疫再構築症候群は、後天性免疫不全症候群(AIDS)や HIV 感染症の治療中 にみられる炎症を主体とする病態である。
✓ 正解
5
抗レトロウイルス療法を行っても、生命予後は改善しない。
選択肢をクリックして選んでください。
解説
- 2.✕「抗レトロウイルス療法では抗 HIV 薬の単剤で治療を開始する」耐性化を防ぐため通常 3 剤程度の多剤併用(ART)で開始する。
- 3.✕「HIV」RNA 量が減少した場合には抗 HIV 薬を休薬する」 — ART は継続が原則で、休薬しない。
- 5.✕「抗レトロウイルス療法を行っても生命予後は改善しない」ART により生命予後は著明に改善する。
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