PH 実践③ D-2-4. 服薬支援・アドヒアランス 2つ選べ

第108回実践③ 薬剤師 問314

64 歳男性。数年前からパーキンソン病と不眠症の治療を行っている。転居 に伴い、家族に伴われて以下の処方箋を持ってこの薬局を初めて訪れた。 (処方 1 ) レボドパ 250 mg・カルビドパ配合錠 1 回 1 錠( 1 日 3 錠) 1 日 3 回 朝昼夕食後 28 日分 (処方 2 ) セレギリン塩酸塩錠 2.5 mg 1 回 1 錠( 1 日 2 錠) 1 日 2 回 朝昼食後 28 日分 (処方 3 ) エスゾピクロン錠 1 mg 1 回 1 錠( 1 日 1 錠) 1 日 1 回 就寝前 28 日分 この患者への服薬指導として、適切なのはどれか。2つ選べ。
1
服用を続けているうちに急に動けなくなるなど、薬の効果が短く感じることが あれば申し出てください。
✓ 正解
2
処方 1 の薬は、飲み忘れに気が付いた場合、次回服用時に 2 回分を 1 度に服用 してください。
3
処方 1 の薬は、服用することにより尿の色が濃くなることがあります。
✓ 正解
4
処方 2 の薬を服用して、眠気が出た場合はすぐに服用を中止してください。
5
処方 3 の薬を服用して、苦みを感じた場合はすぐに服用を中止してください。
ANSWER   正解は 1・3 全国正答率 —

解説

  • 2.「処方 1 の薬は、飲み忘れたら次回 2 回分を 1 度に服用する」2 回分をまとめて服用してはならない。
  • 4.「処方 2 の薬を服用して眠気が出たら、すぐに服用を中止する」自己判断で中止せず医師に相談する。
  • 5.「処方 3 の薬で苦みを感じたら、すぐに服用を中止する」エスゾピクロンの苦味は知られた副作用だが、自己判断で中止せず相談する。(※レボドパの wearing-off〈効果が短く感じる〉を申し出ること、尿の色が濃くなることがある、が適切)

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出典

厚生労働省 公開ページ