第108回実践③ 薬剤師 問309
ある薬局は、地域の飲食店等からの要望を受け、毒物劇物販売業の登録を 申請し、劇物である苛性ソーダ(水酸化ナトリウム)の取扱いを行っている。近所 の飲食店に勤務する者が、苛性ソーダを売って欲しいと来局した。来局者の年齢と 使用目的を確認したところ、年齢は 19 歳で、厨房を清掃するための購入であり、 以前にも一度使用した経験があるとのことであった。なお、この飲食店は毒物劇物 営業者ではない。 この来局者に薬剤師が苛性ソーダを販売するにあたり、適切な対応はどれか。2 つ選べ。
1
この薬局の毒物劇物販売業の登録が有効期限内であることを確認する。
✓ 正解
2
この来局者に苛性ソーダの性状及び取扱いに関する情報を提供する。
✓ 正解
3
この薬局にて、この来局者の処方箋の調剤を行ったことがあり、身元を把握し ているので、譲受書の受取りに関する手続きを省略する。
4
水剤の調剤で用いる内服液剤容器に入れて販売する。
5
この来局者の年齢では、法律上販売できない旨を説明する。
選択肢をクリックして選んでください。
解説
- 3.✕「調剤実績があり身元を把握しているので、譲受書の受取り手続きを省略する」毒物劇物の譲渡には押印のある譲受書が必要で、省略できない。
- 4.✕「内服液剤容器に入れて販売する」飲食物と誤認するおそれのある容器での販売は禁止されている。
- 5.✕「この来局者の年齢では、法律上販売できない」18 歳未満への交付が禁止で、19 歳には販売できる。(※毒物劇物販売業の登録が有効期限内であることの確認と、性状・取扱い情報の提供が適切)
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