PH 実践② A-3-2. 分子生物・遺伝の基礎 2つ選べ

第108回実践② 薬剤師 問284

76 歳男性。身長 165 cm、体重 70 kg。Ⅳ期非小細胞肺がんに対する 2 次治 療として、ドセタキセル+ ラムシルマブ併用療法の 1 コース目を施行したとこ ろ、 7 日後に 38 ℃の発熱がみられた。担当医は 2 コース目( 1 コース目施行 3 週 間後)を施行するにあたり、カンファレンスを実施した。そこで、ペグフィルグラ スチム(遺伝子組換え)注射液について、病棟担当薬剤師に質問した。 検査値( 1 コース施行後 7 日目) 赤血球 380 # 104/nL、Hb 12.2 g/dL、Ht 39% 白血球 720/nL、好中球 380/nL、血小板 10.8 # 104/nL、CRP 4.8 mg/dL 薬剤 添加剤 ドセタキセル注射液 ポリソルベート 80、エタノール ラムシルマブ注射液 L︲ヒスチジン、L︲ヒスチジン塩酸塩水和物、グリ シン、塩化ナトリウム、ポリソルベート 80 ペグフィルグラスチム注射液 D︲ソルビトール、氷酢酸、水酸化ナトリウム ポリソルベート 20 2 コース目の化学療法実施時に、ペグフィルグラスチムを使用する際の注意点と して、適切なのはどれか。2つ選べ。
1
ドセタキセル + ラムシルマブ併用療法当日に、 1 日 1 回単回皮下投与する。
2
ドセタキセル + ラムシルマブ併用療法当日から、 1 日 1 回連日皮下投与する。
3
ドセタキセル + ラムシルマブ併用療法終了後 24 時間あけて、 1 日 1 回単回皮 下投与する。
✓ 正解
4
ドセタキセル + ラムシルマブ併用療法終了後 24 時間あけて、 1 日 1 回連日皮 下投与する。
5
副作用として骨痛や腰痛等が現れた場合は、非ステロイド性抗炎症薬を投与す る。 / 副作用として骨痛や腰痛等が現れた場合は、化学療法を中止する。
✓ 正解
ANSWER   正解は 3・5 全国正答率 —

解説

  • 1.「ドセタキセル+ラムシルマブ併用療法当日に単回皮下投与する」化学療法終了後 24 時間以上あけて投与する。
  • 2.「併用療法当日から 1 日 1 回連日皮下投与する」ペグ化製剤は単回投与で、当日からの連日投与ではない。
  • 4.「療法終了後 24 時間あけて 1 日 1 回連日皮下投与する」単回投与であり、連日投与ではない。(※終了後 24 時間あけて単回皮下投与し、骨痛・腰痛には NSAID で対応する)

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出典

厚生労働省 公開ページ