第108回実践① 薬剤師 問221
66 歳男性。C 型肝炎の既往歴あり。今回、肝硬変によると思われる腹水が 出現し、肝性脳症の症状もみられたので、消化器内科に入院し治療している。現在 の処方は以下のとおりである。 (処方 1 ) トルバプタン口腔内崩壊錠 7.5 mg 1 回 1 錠( 1 日 1 錠) ランソプラゾール口腔内崩壊錠 15 mg 1 回 1 錠( 1 日 1 錠) 1 日 1 回 朝食後 14 日分 (処方 2 ) スピロノラクトン錠 25 mg 1 回 1 錠( 1 日 2 錠) 1 日 2 回 朝昼食後 14 日分 (処方 3 ) リーバクト配合経口ゼリー(注1) 1 回 1 個( 1 日 3 個) ラクツロースシロップ 65% 1 回 10 mL( 1 日 30 mL) 1 日 3 回 朝昼夕食後 14 日分 (処方 4 ) アミノレバン EN 配合散(注2)50 g/包 1 回 1 包( 1 日 1 包) ナルフラフィン塩酸塩口腔内崩壊錠 2.5 ng 1 回 1 錠( 1 日 1 錠) 1 日 1 回 就寝前 14 日分 (注 1:分岐鎖アミノ酸製剤、注 2:肝不全用経口栄養剤) この患者に補充している分岐鎖アミノ酸に関する記述として、正しいのはどれ か。2つ選べ。
1
筋肉ではエネルギー源として利用される。
✓ 正解
2
主に肝臓において異化を受ける。
3
該当するアミノ酸は、ロイシン、イソロイシン、プロリンである。
4
すべて糖原性アミノ酸である。
5
肝機能低下時には消費が増し、芳香族アミノ酸に対する比率が低下する。
✓ 正解
選択肢をクリックして選んでください。
解説
- 2.✕「主に肝臓において異化を受ける」分岐鎖アミノ酸(BCAA)は主に骨格筋で異化される。
- 3.✕「該当するアミノ酸は、ロイシン、イソロイシン、プロリンである」BCAA はバリン・ロイシン・イソロイシンで、プロリンは含まれない。
- 4.✕「すべて糖原性アミノ酸である」ロイシンはケト原性アミノ酸であり、すべてが糖原性ではない。
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