第107回実践① 薬剤師 問244
校舎が老朽化したため、一部の教室の改築が行われた。改築した教室を利 用した生徒から、目、鼻、のどの刺激、めまいの訴えが続いたため、養護教諭から 学校薬剤師に相談があった。学校薬剤師がこの教室内の空気中の化学物質を検査し たところ、「学校環境衛生基準」で定められている 2 つの物質が高濃度で検出され た。 生徒の症状の原因と考えられる物質の組合せとして、正しいのはどれか。1つ選 べ。 原因物質 1 原因物質 2
1
アスベスト フタル酸ジ︲2︲エチルヘキシル
2
フタル酸ジ︲2︲エチルヘキシル ホルムアルデヒド
3
ホルムアルデヒド キシレン
✓ 正解
4
キシレン 一酸化炭素
5
一酸化炭素 アスベスト
選択肢をクリックして選んでください。
解説
- 1.✕「アスベスト」フタル酸ジ-2-エチルヘキシル」 — アスベストは粉じんで、改築後の揮発性物質による目・鼻・のど刺激の主因ではない。
- 2.✕「フタル酸ジ」2-エチルヘキシル ― ホルムアルデヒド」 — DEHP は揮発性が低い可塑剤である。
- 4.✕「キシレン」一酸化炭素」 — 一酸化炭素は目・鼻・のどの刺激症状を起こす物質ではない。
- 5.✕「一酸化炭素」アスベスト」 — いずれも該当しない。(※改築後のシックハウスの原因として、学校環境衛生基準で定めるホルムアルデヒドとキシレンが考えられる)
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