PH 実践① D-2-1. 用法用量・投与設計(腎肝調整)

第107回実践① 薬剤師 問202

60 歳女性。背中の粉瘤(注)が感染を起こしたため皮膚科を受診し、以下の 処方箋を持って薬局を訪れた。 (注) 粉瘤(アテローム):皮膚の下に袋状の嚢腫ができ、本来皮膚から剥げ落ちる はずの垢(角質)と皮膚の脂(皮脂)が、剥げ落ちずに袋の中にたまってし まってできた腫瘍の総称。 (処方) セフジニルカプセル 100 mg 1 回 1 カプセル( 1 日 3 カプセル) 1 日 3 回 朝昼夕食後 5 日分 また、患者が持参したお薬手帳から、以下の薬剤を服用中であることがわかっ た。 エナラプリルマレイン酸塩錠 5 mg 1 回 1 錠( 1 日 1 錠) 1 日 1 回 朝食後 28 日分 L︲アスパラギン酸 Ca 錠 200 mg 1 回 2 錠( 1 日 6 錠) レバミピド錠 100 mg 1 回 1 錠( 1 日 3 錠) 1 日 3 回 朝昼夕食後 28 日分 クエン酸第一鉄ナトリウム錠 50 mg 1 回 2 錠( 1 日 2 錠) プラバスタチン Na 錠 10 mg 1 回 1 錠( 1 日 1 錠) 1 日 1 回 夕食後 28 日分 今回処方された医薬品と併用するにあたり、注意が必要な服用中の薬剤はどれ か。1つ選べ。
1
エナラプリルマレイン酸塩錠
2
L︲アスパラギン酸 Ca 錠
3
レバミピド錠
4
クエン酸第一鉄ナトリウム錠
✓ 正解
5
プラバスタチン Na 錠
ANSWER   正解は 4 全国正答率 —

解説

  • 1.「エナラプリルマレイン酸塩錠」セフジニルとの相互作用は問題とならない。
  • 2.「L」アスパラギン酸 Ca 錠」 — 特段の併用注意薬ではない。
  • 3.「レバミピド錠」併用注意薬ではない。
  • 5.「プラバスタチン Na 錠」併用注意薬ではない。(※クエン酸第一鉄ナトリウム〈鉄剤〉はセフジニルとキレートを形成し、その吸収を低下させる)

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出典

厚生労働省 公開ページ