PH 実践② A-2-2. 脳・体液・酸塩基

第106回実践② 薬剤師 問278

91 歳女性。骨粗しょう症の治療でアレンドロン酸ナトリウム経口ゼリー剤 を服用中である。先日、薬剤師が在宅訪問した際に手足のしびれや筋肉の硬直を訴 えていたため主治医に報告したところ、本日、医師の訪問診療時に低カルシウム血 症であることが判明し、食事の摂取量低下の影響で低栄養状態でもあったため、塩 化カルシウム注射液( 1 mEq/mL)20 mL とビーフリード輸液※500 mL を末梢血 管から投与する指示が出された。翌日、訪問看護師が 2 剤を混合したところ、輸液 が若干白濁していることに気付き、在宅訪問した薬剤師に相談があった。 ※ビタミン B ・糖・電解質・アミノ酸液 (主な電解質成分として、リン酸二カリウム、リン酸水素ナトリウム水和物、クエ ン酸ナトリウム水和物、L︲乳酸ナトリウム、塩化カリウム、塩化カルシウム水和 物、硫酸マグネシウム水和物、硫酸亜鉛水和物を含有) この輸液の白濁の原因と考えられる電解質成分の組合せとして最も適切なのはど れか。1つ選べ。
1
Cl - と Mg2+
2
Cl - と Zn2+
3
PO 3- と Ca2+
✓ 正解
4
PO 3- とチアミン
5
L︲Lactate - と Ca2+ Citrate3- と K +
ANSWER   正解は 3 全国正答率 —

解説

  • 1.「Cl⁻ と Mg²⁺」白濁の主因ではない。
  • 2.「Cl⁻ と Zn²⁺」白濁の主因ではない。
  • 4.「PO4³⁻ とチアミン」白濁の主因ではない。
  • 5.「L」Lactate⁻ と Ca²⁺、Citrate³⁻ と K⁺」 — 白濁の主因ではない。(※リン酸イオンとカルシウムイオンが不溶性のリン酸カルシウムを生成し白濁する)

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出典

厚生労働省 公開ページ