PH 実践② A-6-1. 受容体・作用機序 2つ選べ

第106回実践② 薬剤師 問250

35 歳女性。身長 160 cm、体重 48 kg。学生時代より重度の花粉症のため、 投薬治療を受けていた。 1 年ほど前より片頭痛が徐々に強くなり、かかりつけ医を 受診して以下の処方 1 で治療を受けている。 (処方 1 ) エレトリプタン錠 20 mg 1 回1 錠 頭痛時 10 回分(10 錠) ロメリジン錠 5 mg 1 回1 錠( 1 日2 錠) 1 日 2 回 朝夕食後 28 日分 モンテルカスト口腔内崩壊錠 10 mg 1 回1 錠( 1 日1 錠) 1 日 1 回 就寝前 28 日分 処方 1 で片頭痛の治療及び予防の目的で処方されている薬物の作用機序として正 しいのはどれか。2つ選べ。
1
5-リポキシゲナーゼを阻害して、ロイコトリエンの合成を阻害する。
2
Na+ チャネルを遮断してグルタミン酸の遊離を抑制する。
3
Ca2+ チャネルを遮断して頭蓋血管を拡張する。
✓ 正解
4
セロトニン 5-HT1D 受容体を刺激して三叉神経からのカルシトニン遺伝子関連ペプチド(CGRP)の遊離を抑制する。
✓ 正解
5
シクロオキシゲナーゼ-1(COX-1)を阻害して、プロスタグランジンの生合成を抑制する。
ANSWER   正解は 3・4 全国正答率 —

解説

  • 1.「5」リポキシゲナーゼを阻害してロイコトリエンの合成を阻害する」 — モンテルカストはロイコトリエン受容体拮抗薬で、合成阻害ではない。
  • 2.「Na⁺ チャネルを遮断してグルタミン酸の遊離を抑制する」本処方に該当薬がない。
  • 5.「COX」1 を阻害してプロスタグランジンの生合成を抑制する」 — NSAID の機序で、本処方に該当薬がない。(※ロメリジンは Ca²⁺ チャネル遮断で頭蓋血管を拡張〈片頭痛予防〉し、トリプタンは 5-HT1D 刺激で CGRP の遊離を抑制する)

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出典

厚生労働省 公開ページ