PH 実践③ G-6-1. 対人援助の基本技法

第105回実践③ 薬剤師 問308

29 歳女性。全身性エリテマトーデスの診断を受け、入院して処方 1 による 治療が行われ、その後、処方 2 による治療に切り替わることになった。薬剤師が患 者と面談したところ、「治療が必要なのは理解しているが、ムーンフェイスの副作 用が嫌なので積極的に治療を受ける気になれない」と落ち込んだ様子だった。 (処方 1 ) 点滴静注 注射用メチルプレドニゾロンコハク酸エステルナトリウム (500 mg/バイアル 2 本) 1,000 mg 生理食塩液 250 mL 1 日 1 回 朝食後 2 時間かけて投与 3 日間連日投与 (処方 2 ) プレドニゾロン錠 5 mg 1 回 8 錠( 1 日 8 錠) 1 日 1 回 朝食後 処方 1 終了翌日から 14 日分 この患者は〝治りたい〟が〝副作用は嫌〟という葛藤を抱えている。このような 患者への対応のうち、適切でないのはどれか。1つ選べ。
1
患者が自分の病気や治療についてどのように考えているのか(解釈モデル)を 聴く。
2
患者の不安な気持ちに共感し、ラポール(注)を構築する。
3
面談中はどんなときもにこにこしている。
✓ 正解
4
患者が安心して話せるように、視線や態度に配慮する。
5
患者が自由に自分の気持ちを話せるように、開いた質問をする。 (注)ラポール:心理学用語で、お互いに信頼感で結ばれている関係のこと。
ANSWER   正解は 3 全国正答率 —

解説

  • 1.「(適切)「患者の解釈モデルを聴く」適切な対応
  • 2.「(適切)「不安に共感しラポールを構築する」適切
  • 4.「(適切)「視線や態度に配慮する」適切
  • 5.「(適切)「開いた質問で自由に話せるようにする」適切(本問正解3「どんなときもにこにこしている」が不適切)

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出典

厚生労働省 公開ページ