PH 実践① B-1-2. 心不全・心筋症

第105回実践① 薬剤師 問216

68 歳男性。 2 週間前から労作時呼吸困難が出現し、増悪傾向のため医療機 関を受診した。心房細動、左室駆出率(LVEF)の低下した心不全と診断され、酸 素投与も必要なため入院加療となった。その後、軽快し、以下の処方で治療されて いる。 (処方) アピキサバン錠 2.5 mg 1 回 1 錠( 1 日 2 錠) 1 日 2 回 朝夕食後 7 日分 ビソプロロールテープ 4 mg 1 回 1 枚( 1 日 1 枚) 1 日 1 回 朝 7 日分 胸部、上腕部又は背部に貼付(全 7 枚) 身体所見・検査値 心エコー心嚢液なし、右心不全所見なし、LVEF 45%、CCr 23 mL/min、ヘマ トクリット値32.9%、血清アルブミン3.3g/dL、血清クレアチニン2.25mg/dL、 Na 139 mq/L、K 4.4 mq/L、BNP 452.7 pg/mL、心拍数120回/分、血圧150/90 mmHg 上記の検査値を確認し、心拍数の調節が不十分なため、心拍数の調節を目的とし て薬剤Aが追加された。 薬剤Aとして最も適切なのはどれか。1つ選べ。
1
フロセミド錠
2
トルバプタン錠
3
アミオダロン塩酸塩錠
✓ 正解
4
シベンゾリンコハク酸塩錠
5
ソタロール塩酸塩錠
ANSWER   正解は 3 全国正答率 —

解説

  • 1.「フロセミド錠」利尿薬で心拍数の調節作用はない
  • 2.「トルバプタン錠」バソプレシン拮抗の利尿薬で心拍数調節作用はない
  • 4.「シベンゾリンコハク酸塩錠」Ⅰa群で陰性変力作用が強く心機能低下例に不適
  • 5.「ソタロール塩酸塩錠」β遮断作用による陰性変力で心不全例では慎重を要する

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出典

厚生労働省 公開ページ