OT 午前 B-16-3. 外傷(多発外傷・熱傷)

第57回午前 OT 問8

25 歳の女性。交通事故による外傷性脳損傷(右前頭葉)。職場復帰を希望している。WAIS-Ⅲでは言語性 IQ が 76、動作性 IQ が 106、全検査 IQ が 89。RBMT が 19 点、TMT-A が 81 秒、TMT-B が 90 秒、BADS が 104 点、FIM が 120 点。対人交流は良好である。 2か月後の事務職への職場復帰を目的とした練習として適切なのはどれか。
1
電話の受付
2
企画書の作成
3
書類の片付け
✓ 正解
4
会議の要約報告
5
金銭の会計処理
ANSWER   正解は 3 全国正答率 —

解説

  • 1.「電話の受付」電話応対は即時の言語理解や臨機応変な対応が求められ、言語性IQ低下や注意機能低下がある本症例には負荷が高い。
  • 2.「企画書の作成」企画書作成は抽象的思考、文章構成、計画立案を要するため、復職初期の練習としては難度が高い。
  • 4.「会議の要約報告」会議内容を聞き取り、要点を整理して報告するには言語理解・記憶・要約能力が必要であり、本症例には負荷が大きい。
  • 5.「金銭の会計処理」会計処理は高い正確性が求められ、注意機能低下がある場合はミスの影響が大きいため、初期の復職練習としては適切でない。
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出典

厚生労働省 公開ページ