OT 午後 D-6-2. 作業療法・活動介入

第54回午後 OT 問19

8歳の男児。几帳面なところがある。小学校に入学して数か月後から肩をすくめる、まばたきをすることが目立ってきた。最近、授業中に顔しかめや首ふりなども激しくなり、担任の先生から注意されることが増えた。友達と遊んでいるときや眠っているときは起こらない。悩んだ母親が本人を連れて来院、チック障害と診断され作業療法の導入となった。 作業療法士の対応で適切なのはどれか。
1
本人に困っていることを聞く。
✓ 正解
2
本人にチックが起こるときの状況を尋ねる。
3
チックを起さないよう努力するように本人に言う。
4
緊張に慣れる目的で最前列に座らせるよう担任の先生に依頼する。
5
クラスメートに障害のことは知らせずにおくよう担任の先生に依頼する。
ANSWER   正解は 1 全国正答率 —

解説

  • 2.「本人にチックが起こるときの状況を尋ねる」状況把握より先に本人の困り感を確認することが信頼関係構築の第一歩
  • 3.「チックを起さないよう努力するように本人に言う」チックは不随意運動であり意図的に抑制することは困難。抑制努力はかえってストレスを増す
  • 4.「緊張に慣れる目的で最前列に座らせるよう担任に」無計画な暴露は症状悪化のリスクがあり、専門的評価・本人同意なしの実施は不適切
  • 5.「クラスメートに障害のことは知らせずにおくよう担任に」一律非開示の指示は本人・保護者の意向を無視する。適切な情報共有の検討が必要
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出典

厚生労働省 公開ページ